【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ワークマンは出直り鮮明、フシ目の4100円前後突破確実

2013年11月25日 09:11

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

  作業服チェーンのワークマン <7564> (JQS)の株価は、高値圏で上げ一服の形だったが、足元で短期調整一巡感を強めている。今期(14年3月期)好業績を評価して上値追いの流れに変化はないだろう。

  ワーキングウェアや作業関連用品などの大型専門店チェーンをFC中心に展開している。ローコスト経営が特徴で、他社との差別化戦略としてEDLP(エブリデー・ロー・プライス)商品を強化している。13年9月末時点の店舗数はFC店610店舗、直営店111店舗、合計は1都2府35県下に721店舗を展開し、22年3月期に全国1000店舗、28年3月期に全国1300店舗を目指している。

  今期の業績(非連結)見通しは、チェーン全店売上高が前期比6.0%増の676億90百万円、既存店売上高が同3.8%増、営業総収入が同5.8%増の476億90百万円、営業利益が同8.2%増の80億円、経常利益が同7.4%増の90億60百万円、純利益が同6.9%増の53億90百万円としている。新規出店25店舗、S&B2店舗として、出店エリアも拡大する戦略だ。

  通期見通しに対する第2四半期累計(4月~9月)の進捗率は、夏物商戦が天候不順の影響を受けたため売上高が45.9%、営業利益が41.8%、経常利益が42.4%、純利益が39.8%とやや低水準だったが、期中の新規出店効果、EDLP商品の構成比上昇効果、新テレビCM放映効果、竜王流通センター稼働による西日本エリアの物流効率化効果などに加えて、10月中旬以降の気温低下で冬物商戦が好調であり、好業績が期待されるだろう。

  月次売上高(FC店と直営店の店舗売上高合計、前年比、速報値)動向を見ると、13年10月単月は全店110.0%、既存店107.8%となり、全店、既存店ともに今期最も高い伸び率だった。中旬以降の気温低下で秋冬商品が好調だった。そして11月も気温低下傾向を強めているため、冬物商品の好調が期待されるだろう。

  株価の動きを見ると、9月9日に年初来高値4180円を付け、その後は上げ一服の形となって11月5日に3650円、11月15日に3680円まで調整する場面があった。しかし足元では切り返しの動きを強めている。11月22日には3900円台を回復した。短期調整が一巡して好業績を見直す動きだろう。

  11月22日の終値3945円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS264円20銭で算出)は15倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間75円で算出)は1.9%近辺、そして実績PBR(前期実績のBPS1754円22銭で算出)は2.2倍近辺である。日足チャートで見ると戻りを押さえていた25日移動平均線を突破した。週足チャートで見ると26週移動平均線近辺で反発して13週移動平均線を回復した。短期調整が一巡した形であり、好業績を評価して上値追いの流れに変化はないだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【じっくり投資コーナー】新東工業は底値を放れる、世界のシェールガス埋蔵量膨大で関連人気(2013/11/19)
【飛び乗り飛び降りコーナー】クミアイ化学工業は5月高値に接近、10月期決算発表も接近(2013/11/20)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事