【株式評論家の視点】アイネット今期も史上最高決算、株価の訂正高の余地は大きい

2013年11月22日 09:55

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄の見所>

  アイネット <9600> は出遅れ訂正高の余地が大きい。今2014年3月期の9月中間決算は、売上げが111億3500万円(前年同期比6.5%増)、営業利益8億3600万円(同25.0%増)の、増収・増益決算となった。

  通期の見通しについても、売上げ227億円(前期比5.2%増)、営業利益18億9000万円(同22.9%増)の好調な見通しを据え置いた。後半の営業利益は10億5400万円となり、中間決算を上回り、前年同期比でも22.9%増想定されている。しかも通期の営業利益は前期に続いての最高益更新となる。足元の業績は好調だし、今後の見通しも明るい。その割には株価の評価はまだ十分に評価されていない。

  アウトソーシング分野では、石油業界をはじめ、小売サービス業、製造業、金融業、地方自治体など幅広い顧客に、システムの企画・開発、運用・保守などの業務を手掛けている。システム企画・開発分野では、各種業務システムの構築をはじめ、携帯電話などの組込みソフトウエア開発や宇宙開発分野における人工衛星システム設計なども受託している。

  2010年3月期の営業利益5億5200万円が、今期には18億9000万円に達するなど、業績は目覚ましい成長を遂げているが、その背景には、普及期に入ったクラウド化の流れがある。数年前から着手してきた、データセンター建設やクラウドサービスのメニュー拡充が成果となって表れてきている。

  システムの設計構築から運用、自社データセンターを活用して、安価で使いやすい様々なクラウドサービスを提供している。

  2013年の国内IT市場規模は前年比マイナス0.1%だったが、これはハードウエア市場の落ち込みによるもの。ITサービス市場とパッケージソフト市場は成長を継続している。それにも関わらず株価はPER10.9倍にとどまり、かつ配当利回りも3.4%と高い。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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