【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ネットワークバリューコンポネンツは下値に届く!今期減額修正の売りが一巡し下値確認

2013年11月22日 09:20

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  ネットワーク関連製品のネットワークバリューコンポネンツ <3394> (東マ)の株価は乱高下したが、足元では今期(13年12月期)減額修正に対する売りが一巡したようだ。来期(14年12月期)の収益改善期待など、きっかけ次第で再動意の可能性もあるだろう。

  セキュリティ、モバイル、クラウド、サービスを重点分野として、ネットワーク関連製品の輸入販売・運用・保守事業を展開し、新規事業としてコンテンツ配信分野にも取り組んでいる。13年5月には新日鉄住金ソリューションズ<2327>との資本・業務提携、8月には米ニクサン社のネットワーク監視ソリューション製品に関する販売代理店契約、10月にはカナダのノビフロー社が開発したオープンフロー関連製品の国内独占販売代理店契約の締結を発表している。アライアンス戦略も寄与して事業基盤強化が期待される。

  11月14日に発表した第3四半期累計(1月~9月)連結業績は、売上高が前年同期比4.1%減の18億44百万円、営業利益が同63.5%減の37百万円、経常利益が同73.9%減の26百万円、純利益が19百万円の赤字(前年同期は89百万円の黒字)だった。無線LAN関連や監視サービスなどが堅調だったが、子会社イノコスが不振だった。

  通期見通しについては11月14日に減額修正を発表し、売上高は2億75百万円減額して前期比4.1%減の25億55百万円、営業利益は1億33百万円減額して同63.2%減の45百万円、経常利益は1億42百万円減額して同77.8%減の27百万円、純利益は1億33百万円減額して同90.4%減の10百万円とした。全体として伸び鈍化、低採算案件の増加、子会社イノコスが予定していた期末大型案件の失注などが影響するようだ。

  なお11月14日に株式分割と単元株制度の導入を発表した。13年12月31日を基準日(効力発生日14年1月1日)として1株を100株に分割し、1単元を100株とする。

  株価の動きを見ると、15万円~16万円近辺のモミ合いから10月中旬に動意付いて急伸し、10月30日には戻り高値となる30万円を付けた。しかし直後に急反落し、さらに今期業績見通し減額修正も嫌気して11月15日には16万6200円まで調整する場面があった。乱高下する展開だったが、足元は9月安値圏まで下押すことなく17万円~18万円近辺で推移している。減額修正に対する売りは一巡したようだ。

  11月21日の終値17万3500円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想連結EPS1122円49銭で算出)は155倍近辺、実績PBR(前期実績連結BPS3万0305円37銭で算出)は6倍近辺である。週足チャートで見ると52週移動平均線近辺で下げ渋っている。売りが一巡して下値を確認した形だろう。来期の収益改善期待など、きっかけ次第で再動意の可能性もあるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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