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【編集長の視点】USENはもみ合い、新株価指数の構成銘柄選定の新興市場株は有識者報告書発表で10勝2敗1分
<マーケットトーク>
USEN <4842> (JQS)は、6円安の324円と3日続落して始まったあと、6円高と押し戻すなど前日終値を挟んでもみ合っている。
前日20日に政府の有識者会議が、公的・準公A的資金の運用・リスク管理の高度化に関する報告書を発表、国内債券を中心したポートフォリオを見直し、リスク資産などへの投資を検討することを求めたことから、改めて日本取引所グループ <8697> などが、来年1月6日から算出を開始する新株価指数「JPX日経400」の構成銘柄に選定された同社株への関連性を手掛かりに、需給好転思惑を高めて値ごろ割安株買いが再燃し、利益確定売りと交錯している。
新指数は、ROE(自己資本利益率)などの収益性を重視して上場市場の区別をせず、構成銘柄を選定しているが、このシンボルとして同社株を含めて新興市場株が、13銘柄選定されている。
■新指数選定の新興銘柄13銘柄中では上昇率がトップ
「JPX日経400」の構成銘柄に選定された新興市場株は、発表された11月6日以来、全般相場が波乱推移となるなかで逆行高しているが、きょう21日は、ジーテクト <5970> (JQS)が、70円高の3630円と3日続伸し、セリア <2782> (JQS)が、110円高の3980円と5営業日続伸していずれも連日の年初来高値更新となり、VTホールディングス <7593> (JQS)が、36円高の1548円と続伸し11月12日につけた年初来高値1541円を更新しているなど、10銘柄が値上がり(勝ち)し、2銘柄が値下がり(負け)、1銘柄もみ合い(引き分け)となるなど高安マチマチとなっている。
有識者報告書で提議されたポートフォリオの見直しでは、運用資産額が約114兆円と世界最大の機関投資家の年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)などが、より国内株式への投資を高めるうえで、TOPIX(東証株価指数)以外の「JPX日経400」などの新株価指数の利用の検討を求めており、この組み入れ増から新興市場株へのUSENなどへの需給インパクトは相対的に高まるとして注目度がアップして先回り買いが強まり、なかでもUSENは、発表日から年初来高値396円まで49%高と急騰しており、値上がり率トップとなっていた。
■短期3倍返しもPERはまだ14倍台で値ごろ妙味も
USENの株価は、今8月期経常利益の増益転換、純利益の続伸予想で292円高値まで約50円高し、ほぼ往って来いの安値から新株価指数の構成銘柄選定で年初来高値まで短期3倍返しの急騰を演じた。高値水準でもPERはなお14倍台と割安で、値ごろ妙味もあり、再度の上値追いも想定される。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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