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【株式評論家の視点】マツダは高値圏で頑強、まだ訂正高相場の途上
<銘柄の見所>
マツダ <7261> が高値圏で頑強な足取りを続けている。11月10日に同社の自動ブレーキ体験試乗会で2人が重軽傷を負う事故があった。ただ、運転ミスの可能性もあるとされるなど、同社の経営展開に影響を及ぼすほどのものではなかったようだ。株価もそうした悪材料には全く反応せず、株価がなお訂正高の途上にあり、その波動が完結していないことを示している。
今2014年3月期の9月中間決算では営業利益が従来予想の450億円から739億円(前年同期114億円)に大幅な上振れ着地となった。つれて、通期の見通しも1200億円から1600億円(前期539億円)へ引き上げた。
SKYACTIV(スカイアクティブ)技術を搭載した「マツダCX-5」、新型「Mazda6/マツダアテンザ」のグローバル販売の増加、コスト改善の推進に加え、主要通貨に対する円高修正などが飛躍的な業績上昇の要因である。「SKYACTIV」とは、車両の走行性能と環境・安全性能を飛躍的に向上させる新世代のエンジン(ガソリン、ディーゼル)、トランスミッション、ボディ、シャシーなどの技術の総称。コスト面でも、従来製品より収益性が向上し。
会社側は、「SKYACTIV」技術搭載車の比率を2016年3月期に80%まで高める意向を示しており、「SKYACTIV」技術を搭載した新型車の投入が相次ぐ。
また、今期の第4四半期からメキシコ新工場の稼働が始まる予定。当初は、立ち上げ費用がかかる見通しだが、中期的には為替リスクが軽減され、収益の安定化に寄与する見込み。メキシコの新工場が本格稼働すれば、販売台数の増加に繋がることに加え、為替変動に対する抵抗力も強化できる。
アナリスト筋では今期の更なる増額、来期の大幅続伸が一致した見方になっている。1株利益についても来期は50円台乗せとの予想もあり、訂正高相場はまだ道半ばと言えそう。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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