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【狙い場・買い場】佐鳥電機は高値目前も高配当利回り買いから入ってなお上値余地
佐鳥電機 <7420> は、10月10日に発表した今5月期第1四半期(1Q)業績が、V字回復して着地し期初予想の第2四半期(2Q)累計業績に対して高利益進捗率を示したことを評価して上ぶれ、年初来高値597円に顔合わせして高値調整を続けているが、11月26日に迫っている今期2Qの中間配当の権利付き最終日を前に、高配当利回り買いを優先して、値幅効果も期待できそうだ。有機EL照明パネル、防災システム製品、鉄道関連システムなど取扱商材を拡大していることも、時流性人気を高めよう。
同社の業績は、前5月期に欧州経済不安、中国など新興国経済の減速などの悪環境下、PC市場を中心とする海外事業の遅れや、半導体メーカーなどの製造業の設備投資抑制などによる電子機器、電子部品の売り上げ減少で下方修正され、対応して希望退職者募集などの事業構造改革を実施、構造改革費用8億6700万円を計上したことから、純利益は、18億6300万円の赤字(前々期は3億5500万円の黒字)と落ち込んだ。これに対して今期業績は、売り上げ1330億円(前期比2%増)、経常利益13億5000万円(同83%増)と続伸、純利益は、構造改革費用一巡で11億円の黒字転換を見込んでいる。
この今期第1ステップの1Q業績は、前年同期比2%減、2.9倍経常増益とV字回復、純利益も3億6700万円(前年同期は700万円の赤字)と急浮上した。国内ではデジタルカメラ用マイコンや専用IC、PC用バッテリーなどが減少したが、海外事業では超薄型ノートPC用電子部品が増加、構造改革効果も上乗せとなったことが要因で、1Q利益は、期初予想の2Q累計業績に対して83~81%の利益進捗率と目安の50%を上回り、業績上ぶれ期待を高めた。
一方、配当は、業績を下方修正、役員報酬を減額、希望退職者を募集した前期も年間20円を続けた。今期配当は、今期純利益が黒字転換、配当性向を30%以上とする配当政策から20円継続に問題はない。
株価は、5月期末の配当権利取りで年初来高値をつけ、配当権利落ちで449円安値まで調整、前期業績の一転した上方修正と今期業績のV字回復予想で底上げ、高値に顔合わせした。高値水準でも年間配当利回りは3.4%と市場平均を上回っており、PER9倍台、PBR0.3倍の割安修正からも2010年10月高値715円を次の上値フシとする値幅効果が期待される。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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