【株式評論家の視点】東洋ドライルーブは下値圏到達、自動車関連の割安

2013年11月6日 09:09

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄の見所>

  東洋ドライルーブ <4976> (JQS)は、11月1日(木)50円安の1541円と続落した。下値圏に接近しており、下押し買い妙味が膨らんでいる。自動車メーカーの今3月期第2四半期決算好調が相次いで発表されており、自動車関連の割安株として見直される可能性はある。同社がてがけるドライルーブは、自動車の内燃機関・吸排気系・パワートレイン・空調など、省エネ・高耐久等の目的で主要摺動部に採用されており、8日に予定される第2四半期決算の発表に期待が持てる。

  足元の業績、今6月期は主要販売先の自動車機器業界で、国内の個人消費抑制底入れ後の復調傾向や新車投入効果並びに海外新興国を牽引役とする自動車需要は底堅い一方、電気・電子部品業界の復調遅延や光学機器業界のデジタルカメラの伸び悩みで、全体では前期並み生産水準を見込んでいるが、海外関連会社で、特に自然災害の悪影響が払拭されたドライルーブ・タイランドで次期受注生産量の増加が業績に寄与し、売上高は50億0500万円(前年同期比5.6%増)、営業利益4億1500万円(同14.2%増)、経常利益4億8000万円(同17.3%減)、純利益2億8900万円(同9.3%減)を予想。年間配当は30円(中間期末15円、期末15円)を予定している。

  株価は、5月13日につけた年初来の高値2360円から9月3日安値1490円まで調整を挟んで10月1日高値1653円と上昇。もみ合いから二番底を付けにいく動き。ドライルーブによる表面改質加工は、自動車機器・情報通信・光学機器から、航空・防衛関連機器といった最先端の業界まで幅広いフィールドで採用されていることから、テーマ性に富んでおり、折に触れ物色の矛先が向かう可能性が高い。今期予想PER7倍台・PBR0.40倍と割安感があり、配当利回り2%の1500円が下値として意識された感があり、ここから下押す場面は買い妙味が膨らもう。(株式評論家・信濃川)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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