関連記事
【編集長の視点】クボタは急反発、農機株は業績期待に減反政策見直し思惑がオンして買い優勢
<マーケットトーク>
クボタ <6326> は、寄り付きの買い気配から139円高の1575円まで買い進まれ3営業日ぶりに急反発している。連休前の1日大引け後に今3月期第2四半期(2Q)累計業績の上方修正を発表、大幅続伸し2Q累計業績として過去最高となったことを評価して割安株買いが再燃している。前週末1日の米国市場で同社ADR(預託証券)が、東京市場の終値に対して109円高(円換算値)で引けたこともフォローの材料となっている。
クボタの株価急反発は、同社以外の農機株にも波及している。いずれも業績期待を高めているもので、11月8日に今期2Q累計決算を発表予定の井関農機 <6310> が、7円高の322円と変わらずを含め5営業日ぶりに反発し、11月14日に発表予定の丸山製作所 <6316> が、3円高の259円と3営業日ぶりに反発したあともみ合いとなり、11月11日発表予定のタカキタ <6325> (東2)が、1日比変わらずの230円で寄り付いている。TPP(環太平洋経済連携協定)交渉の合意に備えて、国内でコメの減反政策見直しについて調整協議が続いていることも、思惑材料として底流している。
クボタの2Q累計業績は、期初予想より売り上げを690億円、税引前純利益を250億円、純利益を170億円それぞれ引き上げ、純利益は、670億円(前年同期比2.1倍)と大きく伸び過去最高を更新する。為替レートが、期初想定の1ドル=95円、1ユーロ=125円より円安で推移し、主力の農業機械が国内外で大幅に伸長、有価証券売却益も上乗せとなったことが要因となった。3月通期業績は現在、検討中で、11月8日予定の2Q累計決算開示時に公表するとしている。
株価は、前期業績の上方修正・増配に自己株式消却と続いて1400円台に乗せ、今期業績の続伸予想で窓を開けて年初来高値1792円まで急伸、全般相場急落とともにこの窓埋めの調整をした。PERは19倍台と市場平均は上回るが、3月通期業績の上方修正期待を強めて、高値を目指す展開を強めよう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
【関連記事・情報】
・【狙い場・買い場】三信電気は3月通期業績を先回り買いし大幅に割安修正余地(2013/10/31)
・【株式評論家の視点】椿本チエインは好決算発表をにらみ、先取り相場へスタート(2013/10/31)
※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク
