31日の香港市場概況:4日ぶり反落、米国株安などを嫌気も下値は限定的

2013年10月31日 18:48

印刷

記事提供元:フィスコ


*18:48JST 31日の香港市場概況:4日ぶり反落、米国株安などを嫌気も下値は限定的

31日の香港市場では主要指数のハンセン指数が4日ぶり反落となり、前日比97.65ポイント安(-0.42%)の23206.37で取引を終えた。H株指数(本土企業株で構成)は同13.87ポイント安(-0.13%)の10627.02、レッドチップ指数(中資企業株で構成)は同9.89ポイント高(+0.22%)の4550.95だった。

ハンセン指数は終日マイナス圏で推移した。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を受けて、同国の緩和継続観測がやや後退したことが弱気材料。また、さえない決算を発表した中国工商銀行(01398/HK)や交通銀行(03328/HK)が売られたことも指数の足かせとなった。ただ、中国人民銀行(中央銀行)がこの日も資金供給オペを継続し、短期金利が下落傾向を示したことで、指数の下値も限定的だった。

ハンセン指数の構成銘柄では、中国工商銀行が0.73%安、交通銀行が1.05%安でこの日の取引を終えた。前日大引け後に発表した7-9月期決算が市場予想を下振れたことが嫌気された。一方、市場予想以上の業績を発表した中国銀行(03988/HK)は0.28%値を上げた。

レノボ(00992/HK)は1.47%高。スマートフォンの世界シェアが7-9月期に拡大したとの統計が好感された。また、好決算を手掛かりとした買いが中国石油化工(00386/HK)に継続したことも指数を下支える要因となった。

ハンセン銘柄以外では、山東墨龍石油機械(00568/HK)などシェールガス関連の一角が続伸。中国当局が30日、「シェールガス産業政策」を発表したことが引き続き材料視されている。また、申銀万国香港(00218/HK)が6.98%上昇。親会社の申銀万国証券が、宏源証券を買収するとの観測報道が材料視された。《KO》

関連記事