キーコーヒー:営業利益24.5%増など利益を大幅増額、通期予想を修正

2013年10月29日 09:58

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■飲食関連、「国内は充実」「海外は拡大」に新業態店舗に挑戦~国内・『新ブランド「ITカフェ」』『海外・ASEAN地域で拡大』

 キーコーヒー<2594>(東1)14年3月期上期(4~9月)は、期初からの好調な業績推移を維持し、営業・経常益など前年同期に比べ2倍を超す大幅増益となり、期初に開示した通期業績予想を大幅に増額修正した。当期純利益は前期計上した負のノレン代(約4.7億円)を除けば自実質的には大幅増益。

 上期業績は売上高27,338百万円(前年同期比0.4%減)、営業利益951百万円(同117.8%増)、経常利益1,162百万円(同110.3%増)、当期純利益719百万円(同180.5%増)

 修正後通期予想は、売上高53,460百万円(同0.3%減)、営業利益1,370百万円(同44.8%増)、経常利益1,660百万円(同28.0%増)、当期純利益1,010百万円(同7.8%減)

■上期実績:コーヒー関連事業で営業利益など2倍超に伸長

 コーヒー業界はコーヒー生豆相場が最高値圏を脱したものの、穀物類の国際相場は依然高値を維持し円安の影響で一部原材料価格の上昇が見られ、厳しさが続く環境だが、同社は品質の良さ「ブレない味」を追求し、「ブランド強化」「収益力強化」と「グループ連携強化」を3本柱に、新事業開拓、顧客の求める新商品開発、企画提案型営業で取引先とのつながりを深める営業展開で成果を収めている。

 事業別業績概要では、『コーヒー関連事業』は、売上高(22,808百万円)前年同期比1.6%減ながら営業利益は1,074百万円(同105.6%増)倍増した。業務用では差別性の高いプレミアムコーヒー(トップ゜ブランド「トアルコトラジャ」、優秀技術賞を受賞した「氷温熟成珈琲」)などを拡販、取引先支援策として「カレーフェア」や「トロピカルマンゴーフェア」などを実施、新商品「根野菜と豆のキーマカレー」などを発売した。

 家庭用では「ドリップオン バラエティパック」と「割りカフェシリーズ」を、また、ギフト商品では中元期にあわせ「天然水プリズマ飲料ギフト」「トラジャ&ブルーマウンテン レギュラーコーヒーギフト」など全34アイテムをラインナップし前年上回る販売実績であった。

 商品の新カテゴリー開発を視野に投入したイタリアのエスプレッソコーヒーメーカーillycafe S.p.A.(イリカフェ社)のカプセルコーヒーシステムは、日本初となるillyエスプレッソマシンの専門店を、近鉄あべの『ハルカス』に出店(6月)した。

 『飲食関連事業』は、子会社のイタリアントマトで「初夏のスイーツフェア」はじめ季節ごとの食材によるメニューフェアを実施した。「国内は充実」「海外は拡大」の方針に加え新業態店舗の開発促進を図り、国内の新ブランド「ITカフェ」(1号店「イオンモールつくば店」など)、海外は中国に「ケーキショップ上海久光静安店」を出店するなどASEAN地域での拡大を図った。

 6月末現在の店舗数は302店(直営店77店・FC店225店)。

 また、アマンドを含めた売上高は3,154百万円(同0.5%減)、営業利益51百万円(同1.6%増)。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

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