関連記事
23日の香港市場概況:大幅続落、中国の引き締め懸念を受けて23000割れ
*17:40JST 23日の香港市場概況:大幅続落、中国の引き締め懸念を受けて23000割れ
23日の香港市場では主要指数のハンセン指数が大幅続落となり、前日比316.04ポイント安(-1.36%)の22999.95で取引を終えた。H株指数(本土企業株で構成)は同196.11ポイント安(-1.84%)の10457.32、レッドチップ指数(中資企業株で構成)は同84.18ポイント安(-1.85%)の4467.10だった。
ハンセン指数は朝方こそ堅調に推移したものの、前引け間際にマイナス圏に転落。後場にはほぼ一本調子に下げ幅を広げ、今月10日以来、約2週間ぶりに終値で23000を割り込んだ。前日発表された9月米雇用統計の結果を受け、米国の量的緩和が当面続くとの見方が朝方の支援材料。ただ、この日の中国の銀行間金利が大きく上昇したことを受けて、金融引き締めや流動性不足への警戒感が強まった。これを受けたこの日の中国本土株の下落も投資家心理を冷やした。
ハンセン指数の構成銘柄では、中国聯通(00762/HK)がじりじりと下げ幅を広げ、4.75%安で引けた。同業の中国移動(00941/HK)のさえない決算を受けて、明日発表される同社の業績にも警戒感が先行した。また、銀行間金利の上昇を受けて中国建設銀行(00939/HK)、中国工商銀行(01398/HK)が2%超の下落となった。
半面、康師傅控股(00322/HK)が1.92%上昇。昨年中国事業を買収したペプシコ製品の拡販に向け、生産ラインを増強したと伝わっている。このほか、米緩和縮小の先送り観測を背景に、低金利環境の持続期待から新鴻基地産(00016/HK)など香港系不動産株の一角が買われた。
ハンセン銘柄以外では、中興通訊(00763/HK)が6.63%下落。2013年通期の黒字転換予想を発表したことで寄り付きは買いが先行したものの、ほどなく利食い売りに押された。半面、四川高速道路(00107/HK)など四川地場銘柄が上昇。四川省政府がインフラ建設などに4兆元(約64兆円)超を投資する計画を発表したことが好感された。《KO》
スポンサードリンク

