(中国)四川省が大型投資計画を発表、08年の中央「4兆元」政策を上回る規模

2013年10月23日 10:18

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記事提供元:フィスコ


*10:18JST (中国)四川省が大型投資計画を発表、08年の中央「4兆元」政策を上回る規模
四川省政府は22日、インフラ建設や基幹産業、環境保護プロジェクトなどを対象に、2013-14年に総額4兆2600億元(約68兆円)を投資する計画を発表した。これは中央政府が金融危機後の2008年に行った「4兆元」政策を上回る規模。ここ数年で確認されている地方政府による投資計画としても、最大規模のものとなる。

「21世紀経済報道」(23日付)が伝えた。四川省の域内総生産(GDP)成長率は、1-3月期に10.2%、1-6月期に10.1%、1-9月期に10.0%と小幅ながらも徐々に減速。通年目標の11%達成は難しい状況とみられている。大規模な投資計画の始動により、景気のてこ入れを図るものとみられる。

ただ、この4兆2600億元という投資額は2012年の四川省のGDP(2兆3800億元)の1.79倍に相当する。また、2012年度の税収は2421億2700万元となっており、どのようにして巨額の資金を調達するのかを疑問視する声も聞かれる。

こうした疑問に対して四川省発展改革委員会の唐利民主任は、資金源は潤沢だと説明。省内の固定資産投資は今年1-7月に1兆2000億元に達していると強調した。専門家によれば、これらの資金の大部分が民間資本によるものだという。《NT》

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