18日の香港市場概況:3日ぶり反発、中国GDPや企業業績の堅調さが支援材料に

2013年10月18日 17:41

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記事提供元:フィスコ


*17:41JST 18日の香港市場概況:3日ぶり反発、中国GDPや企業業績の堅調さが支援材料に

18日の香港市場では主要指数のハンセン指数が3日ぶり反発となり、前日比245.22ポイント高(+1.06%)の23340.10で取引を終えた。H株指数(本土企業株で構成)は同75.33ポイント高(+0.71%)の10644.04、レッドチップ指数(中資企業株で構成)は同7.62ポイント安(-0.17%)の4532.93だった。

ハンセン指数は終日堅調に推移し、終値で先月23日以来の高値を付けた。前日にデフォルト(債務不履行)をひとまず回避した米国で、量的緩和の縮小時期が先送りされるとの観測が浮上。香港市場では資金流出懸念の後退につながった。また、朝方発表された中国の7-9月期の国内総生産(GDP)成長率が前の期から加速したことで、中国経済の安定成長が意識された。ただ、GDPは市場予想と一致したこともあり、一段と買い進む動きには乏しかった。

中国国家統計局が日本時間午前11時に発表した7-9月期のGDP成長率は前年同期比7.8%となり、市場予想(ブルームバーグまとめ)と一致。4-6月期実績は7.5%だった。このほか、9月の鉱工業生産は前年同月比10.2%増で、こちらも市場予想と同水準だった。

ハンセン指数の構成銘柄では、サンズ・チャイナ(01928/HK)が9.23%高と大きく上昇。同社が寄り付き前に発表した7-9月期純利益は前年同期比89.1%増と、好調な内容だった。同業の銀河娯楽(00027/HK)も連想買いで4.09%高。また、AIAグループ(01299/HK)は4.43%値上がり。同社がこの日発表した2013年6-8月期の新契約価値は過去最高を更新した。

半面、レノボ(00992/HK)が1.71%安で値下がり率1位。カナダのスマートフォン大手ブラックベリーの買収に向けた準備を進めていると伝わった。買収による支出増を警戒する向きがあるほか、ブラックベリーのユーザーに欧米の政府関係者が多いことが今後のトラブル要因になると懸念する声が聞かれた。《KO》

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