マラソンと長期投資にはゴールのイメージと通過点チェックが大切=犬丸正寛の相場格言

2013年10月18日 15:19

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

株式投資は42.195Kmのマラソンと似ているといわれます。もちろん、マラソンのような長期投資もあれば、6ヶ月~1年ていどの中期投資、1日~1週間ていどの短期投資もあります。

株式投資は42.195Kmのマラソンと似ているといわれます。もちろん、マラソンのような長期投資もあれば、6ヶ月~1年ていどの中期投資、1日~1週間ていどの短期投資もあります。[写真拡大]

■マラソンと長期投資にはゴールのイメージと通過点チェックが大切

 株式投資は42.195Kmのマラソンと似ているといわれます。もちろん、マラソンのような長期投資もあれば、6ヶ月~1年ていどの中期投資、1日~1週間ていどの短期投資もあります。

 短期投資では短距離走のように鋭いスタートダッシュと途中の加速力が大切のようです。一方、長期投資では、マラソンのような長丁場に対する体力の配分と、どのていどの記録でゴールするかのイメージが大切となってきます。

 今度のアベノミクス相場では、まず、マラソンのような長超距離型か、あるいは3000~5000メートルの中距離型かを、あるていどイメージしておくことが大切です。仮に、マラソン型の長距離で5~7年は相場が続くとみればゴール地点の日経平均はどの程度かをイメージしておくのがよいでしょう。

 そして、大切なことは、なにが何でも最初にイメージしたことにこだわるというのではなく10K、20K、30Kといった途中のチェックポイントでイメージした通りに行っているかを検分し軌道修正する余裕が必要です。

 長丁場では東日本大震災のように予期しない突発的なことも起きます。人生も相場もしっかりとした人生イメージの信念力と修正する柔軟性が大切のようです。(執筆者:犬丸正寛 株式評論家・日本インタビュ新聞社代表)

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