スカイマークが下方修正、リンガーハットが自社株買い、ブリヂストンがタイヤ補強用製品の生産拠点を再編、三菱電機が北京に電力関連会社を設立、シャープが亀山第2工場でスマホ向け液晶パネルの生産を開始=18日の注目銘柄

2013年10月18日 08:24

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記事提供元:さくらフィナンシャルニュース

【10月18日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 18日の注目銘柄です。スカイマークが通期業績予想を下方修正、リンガーハットが自社株買い、ブリヂストンがタイヤ補強用製品の生産拠点を再編、三菱電機が北京に電力関連会社を設立、シャープが亀山第2工場でスマホ向け液晶パネルの生産を開始。

 スカイマーク(東マ:9204)は17日、2014年3月期の通期個別業績予想を下方修正し、純利益を前回予想の33億円から前期比47%減の20億円に引き下げた。第2四半期累計期間において、一部の幹線・地方路線で競合他社との競争が激化し、旅客数が想定を下回った。売上高は同951億円から同6%増の911億円に、営業利益は同58億円から同51%減の23億円に、経常利益は同60億円から同54%減の37億円に、それぞれ引き下げた。

 リンガーハット(東・福:8200)は17日、発行済株式総数の2.27%にあたる50万株を上限に、自己株式を取得すると発表した。自己株式取得の理由については、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行するためとしている。1株あたりの取得価額は17日の終値(最終特別気配を含む)1389円で、取得価額総額の上限は6億9450万円。

 ブリヂストン(東・名・福:5108)は17日、グローバルでの競争力強化に向け、タイヤの補強材として使用するスチールコードの生産拠点を再編すると発表した。再編によって国内スチールコード生産拠点は佐賀工場へ集約する。拠点の集約は直ちに開始し、2014年9月末には完了する予定。また、これにともない黒磯工場を閉鎖する。

 三菱電機(東:6503)は17日、中国の北京市に電力関連の販売・エンジニアリング・サービスを行う会社として「三菱電機電力機電装備(北京)」を設立し、12月に営業を開始すると発表した。中国での電力事業の売上規模を、2013年度の200億円から2017年度には300億円以上へ拡大することを目指す。

 シャープ(東:6753)は17日、三重県の亀山第2工場において2013年中にスマートフォン向けIGZO液晶パネルの生産を開始すると発表した。今後は、低消費電力や高精細、タッチパネルの高性能化といったIGZOディスプレイの特長を活かし、スマートフォン向けパネルの旺盛な需要拡大に対応するとともに、タブレット端末、ノートPC、4Kディスプレイなどアプリケーションの拡大も図っていく。【了】

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