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【今日の言葉】売買代金1.3兆円の低水準とアベノミクス
記事提供元:日本インタビュ新聞社
『売買代金1.3兆円の低水準とアベノミクス』=16日の東証1部売買代金は1.3兆円台と今年8月19日の1.2兆円台以来の低い水準となっている。今年5月23日の売買代金5.8兆円からみると大幅な減少である。
売買代金は、表記の通り、『売る人』と『買う人』が、その日にマーケットで取引した金額の合計である。商店の1日の売上と同じようなものである。少ないということは今の相場の位置では、『売りたい人が少ないためか』、『買いたい人が少ないためか』、あるいは『売りたい人も買いたい人も不在』ということなのだろうか。
通常は株というものは、『買いが先行する』ことを思えば、今は買い意欲が減退しているということだろう。9月中間決算発表前ということも買い手控えにつながっているとみられるが、もうひとつはマーケットの売買の主役である外国人投資家が日本のマーケットに目を向けていないことがある。
今年4月には月間で1.5兆円も買い越していたが、足元では売り買い差引トントンにまで落ち込んでいる。外国人投資家の目に「アベノミクス効果」がどのように映っているかがポイントなりそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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