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ソフトバンク、東レなど/本日の注目個別銘柄
<9984> ソフトバンク 6960 +170大幅反発で7月25日の年初来高値7010円が射程に。昨日、2013年秋冬モデルの新製品発表会を開催。ドコモのiPhoneの影響については、「そんなではなかった」と自信をみせた。もはや、ネットワークが不満でユーザーがドコモに流れていくというのは、リスクとしてなくなったと述べた。孫社長の目はアメリカに向いており、スプリントの立て直しに今後は注力すると。
<7606> ユナイテッドアローズ 4255 +125買い優勢。ドイツ証券が投資判断「バイ」、目標株価4800円でカバレッジを開始したことが材料視されている。店舗網の拡大による利益成長が続く見通しで、17年3月期までの EBITDA成長率は年率9%を見込んでいる。また、強固な財務体質、キャッシュフローの創出力を活かした株主還元の拡充にも期待とコメントしている。
<6471> 日精工 1034 +33大幅反発。今期の営業利益見通しを490億円から580億円へと上方修正したことが好材料視されている。国内外で自動車向けにベアリングの需要が回復したほか、円安進行も追い風に。コンセンサスでは550億円前後が見込まれており、想定以上の好決算と捉えられている。なお、第2四半期にはカルテル問題に関する罰金の約68億円を特損として計上する見込み。
<3402> 東レ 635 -10さえない。UBSが投資判断を「バイ」から「ニュートラル」へ、目標株価を720円から680円へとそれぞれ引き下げたことが嫌気されている。足元まで欧州や新興国でのプラケミ需要が鈍く、原料高に対する値上げ浸透も難しくマージンは悪化と指摘。27日に2社のM&Aを発表したが、2事業とも現在は汎用品の色が強く、シナジーも不透明とコメントしている。
<6723> ルネサス 468 +0買い先行で一時486円まで上げ幅を広げる局面もみられた。官民ファンドの産業革新機構とトヨタや日産自など民間8社から合計1500億円の出資を受けたと発表。また同社の設立母体である日立と三菱電、NECから合計76億円の債務免除を受たことも公表した。財務基盤を強化し革新機構の主導で経営の立て直しを図ると伝わっており、今後の再建期待を高める動きが優勢に。
<4114> 日触媒 1149 +11買い先行。シティでは業績予想を上方修正し、ターゲットプライスを1250円から1350円に引き上げている。アクリル酸エステル市況の上振れなどを要因に、基礎化学品中心に上方修正したようである。また、「アクリビュア」は新規VA保護フィルム用が、韓国大手TVメーカーの2014年春モデルから採用が始まる見通しであることに加え、既存のIPS位相差用樹脂も堅調に推移するとみている。レーティングは「買い」継続。
<5002> 昭和シェル 1064 -34さえない。JPモルガンが投資判断を「オーバーウエイト」から「ニュートラル」へ、目標株価を1200円から1100円へとそれぞれ引き下げたことが嫌気されている。7-9月期の精製マージンは同社業績予想の前提は上回ったもようだが、昨年に比べると低かったため、石油事業の実質営業利益は83億円に減少したと予想。株価は8月の増配発表後も上昇基調を続け、来年度以降のさらなる増配をも織り込みつつあるため、当面の上昇余地は小さいと判断している。
<2395> 新日科学 1650 +256急伸。タカラバイオが、新たなiPS細胞作製方法に関する特許の全世界商用ライセンスをiPSアカデミアジャパン社から取得したと発表し大幅高となっていることが刺激材料となっている。マザーズ市場では、秋の学会シーズンの本格化を前に連日でバイオ関連株が賑わいを見せており、同社についてもiPS細胞関連の一角として物色が波及する格好に。
<3659> ネクソン 1232 +17買い先行。バークレイズ・キャピタルでは、投資判断「オーバーウエイト」でカバレッジを開始し、今後12ヶ月の目標株価を1600円としたもよう。売上の約70%を占める中国及び韓国のPCオンラインゲームは高い運営力を背景に安定的な収益基盤と捉えている。また、戦略的買収によりモバイル分野や欧米市場のオンラインゲーム参入に伴う業績拡大余地は大きいとの考えを示しているようだ。《FA》
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