【アナリスト水田雅展の銘柄分析】エイジアは2ヶ月ぶり4ケタ奪回目前、好業績

2013年10月1日 09:23

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  メール配信ソフトのエイジア <2352> (東マ)の株価は、調整が一巡して出直りの動きを強めている。好業績見通しが支援材料であり、1000円台回復が視野に入ったようだ。

  高機能メールアプリケーションソフト「WEB CAS」開発・販売などのアプリケーション事業を主力として、ECサイト構築やマーケティングコンサルティングなどのサービスソリューション事業にも事業領域を広げている。

  クラウドサービス関連、ECマーケティング関連、海外展開を強化する方針で、M&Aやアライアンス戦略も積極化している。12年4月にはECサイト構築・運営事業の拡大に向けてシステムインテグレータ <3826> 、12年12月にはメールマーケティングコンサルティング事業の拡大に向けてメールマガジン制作・運用支援のグリーゼと資本・業務提携した。さらに9月30日には、メールマガジンの戦略立案・企画・制作・分析サービス事業を展開するFUCAを子会社化すると発表した。

  今期(14年3月期)の業績(非連結)見通しについては、売上高が前期比15.5%増の9億円、営業利益が同25.6%増の1億70百万円、経常利益が同21.1%増の1億70百万円、純利益が同2.0倍の1億円としている。サービスソリューション事業は前期の大型案件の反動があるが、主力のアプリケーション事業でクラウドサービスが好調に推移し、純利益は投資有価証券評価損の一巡も寄与する。

  第1四半期(4月~6月)の通期見通しに対する進捗率はやや低水準だったが、大幅増収増益で第2四半期累計(4月~9月)見通しに対する進捗率は高水準だった。期初時点で下期偏重の会社予想であり、通期見通しの達成は可能だろう。

  株価の動きを見ると、8月29日に付けた直近安値685円をボトムとして急反発し、水準を切り上げている。9月25日には903円まで上伸して、8月12日以来となる900円台を回復する場面があった。また9月30日には全般悪地合いの中でも、前日比44円(5.23%)高の高値引けと強さを見せている。調整が一巡して出直りが本格化してきたようだ。

  9月30日の終値886円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想EPS53円73銭で算出)は16~17倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間9円で算出)は1.0%近辺、実績PBR(前期実績BPS376円71銭で算出)は2.4倍近辺である。

  日足チャートで見ると、25日移動平均線に続いて75日移動平均線を突破した。週足チャートで見ても26週移動平均線を突破する動きを強めている。調整が一巡して強基調に転換する形のようだ。指標面に割高感はなく1000円台回復が当面のターゲット水準だろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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