前場に注目すべき3つのポイント~米国政府機関の閉鎖回避を巡る交渉を見極め

2013年10月1日 08:22

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記事提供元:フィスコ


*08:22JST 前場に注目すべき3つのポイント~米国政府機関の閉鎖回避を巡る交渉を見極め

10月1日の前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■株式見通し:設備投資減税など経済対策に関連した材料株物色へ
■外資系証券の注文動向:差し引き790万株の買い越し
■前場の注目材料:タカラバイオ<4974>やナノキャリア<4571>など好材料の出たバイオ関連に注目

■設備投資減税など経済対策に関連した材料株物色へ

☆日経225想定レンジ:上限14650円-下限14500円

10月1日の東京市場は底堅い展開が期待される。9月30日の米国株式相場は、2014年度予算及び債務上限問題の議会交渉が難航していることが嫌気され下落。ただし、これについては9月30日の日経平均が300円を超える下げとなるなど、織り込み済みであろう。シカゴ日経225先物清算値は、大証比45円高の14535円となり、日経平均は小幅ながらも上昇して始まりそうだ。

注目されるのは短観9月調査を受けて、安倍首相が消費増税を決断するかである。短観については大企業製造業DIの予測中央値はプラス7。6月短観(プラス4)から3ポイント上昇する見通し。また、自民、公明両党は30日、消費増税に備えた与党税制改正大綱で合意した。これにより、報道機関などでは来年4月から消費税率を8%に引き上げることを正式表明するとみられる。

減税策は企業向け減税で設備投資や賃上げを促し、消費増税に耐えうる環境を整えることに主眼を置いている。1日の臨時閣議では、低所得者への現金給付などを含めた経済対策を5兆円規模とする方針を確認すると報じられている。経済対策では「消費税率の引き上げによる反動減を緩和して景気の下振れリスクに対応する」と明記することで、増税のネガティブインパクトはなさそうである。

まずは安倍首相による正式発表後の市場反応を見極めたいところから、底堅さは意識されるものの上値追いは慎重になりやすい。物色の流れとしては全体のテクニカル的な反発のほかは、設備投資減税など経済対策に関連した材料系の銘柄に短期筋の値幅取り狙いの資金が向かいやすいだろう。

■外資系証券の注文動向:差し引き790万株の買い越し

朝の外資系証券6社経由の注文状況は、売り860万株、買い1650万株、差し引き790万株の買い越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。

9月24日(火):150万株の売り越し
9月25日(水):380万株の売り越し
9月26日(木):320万株の買い越し
9月27日(金):120万株の買い越し
9月30日(月):160万株の買い越し

■前場の注目材料

・消費増税発表は織り込み済み、米国政府機関の閉鎖回避を巡る交渉を見極め
・タカラバイオ<4974>やナノキャリア<4571>など好材料の出たバイオ関連に注目
・中国・北京でPM2.5による大気汚染が深刻化との報道、PM2.5関連に関心も

☆前場のイベントスケジュール

<国内>

08:30 閣議後、閣僚会見予定
08:30 8月完全失業率(予想:3.8%、7月:3.8%)
08:30 8月有効求人倍率(予想:0.95倍、7月:0.94倍)
08:50 日銀9月企業短期経済観測調査(大企業製造業DIは7、非製造業DIは14の予想)
11:00 菅官房長官、定例記者会見
11:00 産業競争力会議
11:35 経済財政諮問会議

<海外>

10:00 中国・9月製造業PMI(予想:51.6、8月:51.0)
10:30 豪・8月小売売上高(前月比予想:+0.3%、7月:+0.1%)《KO》

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