前場に注目すべき3つのポイント~テーマや材料株での短期値幅取り狙いに

2013年9月30日 08:20

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記事提供元:フィスコ


*08:20JST 前場に注目すべき3つのポイント~テーマや材料株での短期値幅取り狙いに

30日の前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■株式見通し:米財政運営への不安、物色は個人主体による材料株へ
■外資系証券の注文動向:差し引き160万株の買い越し
■前場の注目材料:バイオ関連に注目、ゲーム関連やその他ネット関連に物色波及も

■米財政運営への不安、物色は個人主体による材料株へ

☆日経225想定レンジ:上限14650円-下限14450円

30日の東京市場は、不安定な相場展開になりそうだ。米国では30日までに新年度予算が成立せず、10月1日から政府機関の一部が閉鎖される公算が大きくなったと報じられている。円相場は1ドル97円台後半と先週末の水準から円高に振れている。また、日本では10月1日に発表される9月の日銀短観を受け、安倍首相が消費増税を決断するかが注目されている。これらを見極めたいとする手控えムードのなか、ポジション調整的な売りが警戒されそうである。

日経平均は調整を意識。足元では14800円処で上値の重さが意識されているが、ボリンジャーバンドの+1σと+2σとのレンジ相場が継続。高値圏でのこう着で+1σに接近しており、過熱感の後退とともに反発が期待されるところではある。しかし、米政府機関の閉鎖が濃厚と伝えられるなか、金融市場の混乱が警戒されやすい。+1σは14616円辺りに位置しているが、これを下回る格好での調整が意識されそう。一方、即日陽転シグナルを発生させたパラボリックのSAR値は14420円辺りに位置する。これにタッチすると再び陰転シグナルを発生させてくるため、同水準までの調整は避けたいところである。

物色の流れとしては先物主導によるプログラム売りなどが意識されるため、主要銘柄は手掛けづらいところ。そのため、個人主体による材料系の銘柄に短期的な値幅取り狙いの資金がシフトしやすいだろう。千代田化工建設<6366>は2015年度に川崎市で、世界初となる水素燃料の大型供給基地を建設すると報じられており、燃料電池車関連など。また、10月は学会シーズンともなり、先週辺りからリバウンドをみせてきているバイオ関連。また、相対的に出遅れ感の強い低位材料株などは、水準訂正を狙った流れに向かいやすいだろう。

■外資系証券の注文動向:差し引き160万株の買い越し

朝の外資系証券6社経由の注文状況は、売り1290万株、買い1450万株、差し引き160万株の買い越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。

9月20日(金):110万株の売り越し
9月24日(火):150万株の売り越し
9月25日(水):380万株の売り越し
9月26日(木):320万株の買い越し
9月27日(金):120万株の買い越し

■前場の注目材料

・米国動向の不透明感で主力株は手掛けづらい、テーマや材料株での短期値幅取り狙いに・千代田化工建設<6366>が世界初となる水素燃料の大型供給基地を建設との報道
・バイオ関連に注目、ゲーム関連やその他ネット関連に物色波及も

☆前場のイベントスケジュール

<国内>

08:50 8月鉱工業生産速報(前月比予想:-0.3%、7月:+3.4%)
08:50 8月商業販売統計(前年比予想:+1.0%、7月:-0.3%)
11:00 菅官房長官、定例記者会見

<海外>

10:45 中国・9月HSBC製造業PMI改定値(予想:51.2、速報値:51.2、8月:50.1)《KO》

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