【編集長の視点】イーピーミントは6連騰、株式分割の権利取りを来期業績のV字回復観測が支援

2013年9月25日 11:07

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄ウオッチ>

  イーピーミント <6052> (JQS)は、2円高の2500円と小幅ながら変わらずを含め6営業日続伸している。きょう25日を権利付き最終日とする株式分割の権利取りと配当権利取りの買い物が増勢となっており、来9月期業績の増益転換が観測されていることもサポート材料として意識されている。

  株式分割は、同社株式の投資金額を引き下げ株式の流動性の向上を図ることを目的にしており、9月30日を基準日に1株を2株に分割する。

  一方、同社の今9月期業績は、今年4月に下方修正され前期比0.4%減収、61%経常減益、54%純益減益と前期の過去最高からの減益転換が予想されている。がん領域などの難易度の高い案件は堅調に推移したが、生活習慣病などのクリニック主体の大型案件が減少傾向にあり、今後の開発動向、新規案件の受注に備えて前倒しで治験コーディネーターなどを増員して売上原価率が上昇したことなどが要因となっている。

  ただ来期業績は、今期受注が上期より下期に増加に転じており、今期に増員した治験コーディネーターの戦力化などから増収増益転換する見込みで、東洋経済会社四季報秋号では、来期純利益を3億4000万円と今期予想比で94%増のV字回復と観測している。

  株価は、株式分割を歓迎して2600円まで200円高し、今期第3四半期業績が続落して着地したことで2101円まで調整したが、期末の株式分割・配当権利取りで再度の上値追いを続けている。来期業績観測ベースではPERは14倍台と割安となり、配当利回りも2.1%と市場平均を上回るだけに、権利取り妙味を示唆しており、権利付き最終日のきょう1日、大引けまで権利取りの再考余地がありそうだ。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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