概況からBRICsを知ろう~ロシア市場は3営業日続落、商品相場下落でエネルギーなど安い

2013年9月25日 09:42

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記事提供元:フィスコ


*09:42JST 概況からBRICsを知ろう~ロシア市場は3営業日続落、商品相場下落でエネルギーなど安い
【ブラジル】ボベスパ指数 54431.05 -0.31%
昨日24日のブラジル市場は小反落。主要指標のボベスパ指数は前日比171.33ポイント安(-0.31%)の54431.05で取引を終えた。指数構成銘柄の値上がりは29、値下がり41、変わらず1と売りが優勢。セクターでの値下がりは石油・ガス、素材、資本財など。値上がり上位には通信、ヘルスケア、公益などが並んだ。

指数は終日にわたって小安い水準でこう着。オバマ米大統領による国連演説を受けて中東を巡る地政学リスクが後退。NY原油先物相場が約1カ月半ぶりの安値に沈んだことを嫌気し、ペトロブラス(PETR4)やOGXペトロリオ(OGXP3)など大型石油株が売られた。また、量的緩和縮小や債務上限引き上げ問題など、米国の財政・金融政策を巡る不透明感も投資家の慎重姿勢を強めたもよう。商品相場や外部環境への不安を受け、株式市場では短期的な利食い売りが優勢になったとの声も聞こえた。

【ロシア】MICEX指数 1464.72 -0.20%
24日のロシア市場は3営業日続落。主要指標のMICEX指数は前日比2.90ポイント安(-0.20%)の1464.72で取引を終了した。指数の構成銘柄では値上がり23、値下がり25、変わらず2と売り買いがきっ抗。

総じてマイナス圏での軟調な推移が目立った。中東を巡る地政学的リスクの後退を受けた商品相場下落が資源・エネルギー株の売り材料。NY原油先物はこの日にシリア危機前の水準まで値を落とし、ロスネフチやタトネフチ、バシネフチなど石油関連株が軒並み売られる商状となった。

【インド】SENSEX指数 19920.21 +0.10%
24日のインドSENSEX指数は小幅に上昇。前日終値を挟んで方向感なく上下した。米量的緩和の先行き不透明感や同国での債務上限引き上げを巡る問題、国内ではインド準備銀行(中央銀行)が金融引き締めを継続させるとの思惑など、総じて警戒感の強い地合いが優勢に。また、今週26日に先物最終売買日を迎えることも様子見姿勢に拍車をかけたようだ。ただ、SENSEX指数は前日23日までの2営業日だけで4%近く急落しており、一段と下値を切り下げる動きは限定的。

【中国本土】上海総合指数 2207.53 -0.61%
24日の上海総合指数は反落。前日の大幅高を受けた反動から幅広い銘柄に利益確定売りが広がった。また、米金融緩和の縮小時期に対する不透明感がくすぶっていることが警戒材料。一方、後半には買い戻しの動きが活発に。中国人民銀行(中央銀行)が大規模な買いオペを実施したことを受け、流動性の不足懸念がやや緩和したもようだ。《FA》

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