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【アナリスト水田雅展の銘柄分析】立花エレテックは戻り高値圏で堅調、設備投資関連
電機・電子の技術商社である立花エレテック <8159> の株価は戻り高値圏で堅調に推移している。モミ合い展開から上放れの動きを強めて5月高値も視野に入るだろう。指標面の割安感に加えて、国内設備投資関連としても注目される。
FAシステム事業、半導体デバイス事業を主力として、施設事業、情報通信事業、ソリューション事業、海外事業を展開し、13年4月には金属加工の製造受託(MMS)と電子機器の製造受託(EMS)を統合してMS(マニュファクチャリング・サービス)事業を新設した。技術商社の強みを活かしてアジアでの海外ビジネス基盤の確立、グループシナジーの強化、MS事業の新設、徹底した営業力強化と体質改善の推進を重点戦略としている。
またM&Aを積極化しており、10年に監視・計測・画像・センサ関連に強みを持つFA機器専門商社の大電社を完全子会社化したのに続き、12年6月には関東圏を中心に営業展開するFA機器専門商社の高木商会と資本・業務提携した。さらに13年2月にはルネサスエレクトロニクス(6723)の販売子会社から、コンポーネント事業と半導体製品の再販事業の移管を受けて立花デバイスコンポーネントを設立した。
今期(14年3月期)連結業績見通しについては、売上高が前期比6.6%増の1320億円、営業利益が同13.5%増の32億40百万円、経常利益が同横ばいの41億円、純利益が同0.1%増の28億円としている。自動車関連や建機関連の好調に加えて、2月に営業開始した立花デバイスコンポーネントが寄与する。低調だった半導体・液晶製造装置関連、白物家電向けマイコン関連などの需要も回復傾向を強めることが期待される。
第1四半期(4月~6月)は前年同期比10.5%増収、同23.6%営業増益、同41.4%経常増益、同60.6%最終増益と好調だった。立花デバイスコンポーネントの新規連結に加えて、営業外収益での為替差益や持分法投資利益も寄与した。通期見通しに対する進捗率は売上高が22.8%、営業利益が16.9%、経常利益が24.5%、純利益が25.5%である。営業利益の進捗率がやや低水準だが、期後半の設備投資需要の回復などで通期計画の達成は可能だろう。
株価の動きを見ると、7月16日の戻り高値1050円後は上げ一服の形だが、戻り高値圏の1000円近辺で堅調に推移している。9月3日の取引時間中に926円まで急落する場面があったが、終値では前日比プラス圏に転じて1000円台を維持した。調整は一時的だったようだ。
■1株利益134円、PERはわずか7倍台
9月10日の終値1019円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS134円75銭で算出)は7~8倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間20円で算出)は2.0%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1925円77銭で算出)は0.5倍近辺である。週足チャートで見ると26週移動平均線がサポートラインのようだ。指標面の割安感も支援材料であり、戻り高値圏でのモミ合いから上放れの展開が期待され、5月の高値1110円が視野に入るだろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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