ダイハツ、インドネシア専用の小型車「アイラ」を販売開始

2013年9月9日 16:17

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「AYLA(アイラ)」(画像:ダイハツ工業)

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 ダイハツ工業は、インドネシア政府が発表したLCGC(Low Cost Green Car)政策に対応するモデルとして、5人乗り小型車「AYLA(アイラ)」の販売を9月9日より開始した。「アイラ」の価格は7610万ルピア~9750万ルピア(約65万円~約83万円)。

 「アイラ」は、ダイハツと現地子会社アストラ・ダイハツ・モーター社(以下ADM)が企画・開発し、ADMで生産する。また、トヨタ自動車との協業の一環として、トヨタへ「AGYA(アギア)」として同日OEM供給を開始した。

 「アイラ」は、ダイハツの低燃費・低価格なコンパクトカーづくりのノウハウをベースに、ADMが参画した開発体制のもとインドネシアでのニーズを徹底追求した「インドネシア発のインドネシアのためのクルマ」。LCGC政策の導入により期待されている新規自動車購入層向けのモデルとして、ダイハツが他社に先駆けて発売する。

 「アイラ」は998ccのエンジンを搭載し、新開発プラットフォームの採用によりコンパクトなボディサイズながら5人乗車の広い室内空間と十分な荷室空間を両立。また、現地調達化の推進などにより低価格を実現。さらに、低燃費のアプローチとしてエネルギー効率の最大化や軽量化を推進した。

 そのほか、インドネシア人デザイナーがデザインコンセプトから参画して作り上げたダイナミックかつ流麗なスタイリングや、悪路や冠水路でも走破できる最低地上高や、狭い道でも取り回ししやすい最小回転半径を実現したことが主な特長。

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