大塚HDが米国製薬企業買収を正式発表、JINSの8月既存店売上がプラス、東芝が欧州でホームソリューション事業を展開、8月の新車販売はアクアが1位=6日の注目銘柄

【9月6日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 6日の注目銘柄です。大塚HDが米国製薬企業買収を正式発表、JINSの8月既存店売上がプラス、東芝が欧州でホームソリューション事業を展開、8月の新車販売はアクアが1位。

　大塚ホールディングス(東:4578)の完全子会社である大塚製薬は5日、米国のバイオベンチャー企業アステックス社(本社:カリフォルニア州)を買収すると発表した。買収額は約8億8600万ドル(約884億円)。アステックス社は、がんと中枢神経領域で実績をあげている。

　ジェイアイエヌ(東1:3046)が5日に発表したジンズ業態の月次売上概況(速報)によると、8月の既存店売上は13.3%増だった。2カ月ぶりに前年水準を上回った。8月10日に発売を開始したアニメ「ワンピース」オリジナル限定モデルの販売が売上増に貢献した。なお、全店売上高は同37.1%増だった。

　東芝(東・名:6502)は5日、欧州地域でホームソリューション関連製品・サービスの提供を開始すると発表した。同日、フランスで、HEMS(Home Energy Management System)関連製品の販売とサービス提供を、現地法人の東芝システム・フランス社を通じて開始する。また、今後、英国やドイツなどの欧州各国で事業展開を進め、今後3年間で欧州地域の約15万世帯へのHEMS導入を目指す。

　日本自動車販売協会連合会が5日に発表した2013年8月の乗用車系車名別ランキングによると、1位はトヨタのアクアで前年同月比10.8%増の2万1142台だった。アクアは2カ月連続の首位。2位はプリウスで同29.7%減の1万6759台、3位は日産ノートで同29倍の8783台。ノートは2012年、9月のフルモデルチェンジに向けて買い控えがあったため、その反動から大幅に伸長した。【了】

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