4日の香港市場概況:5日ぶり反落、中国建設銀行が下げを主導も下値は限定的

2013年9月4日 17:45

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記事提供元:フィスコ


*17:45JST 4日の香港市場概況:5日ぶり反落、中国建設銀行が下げを主導も下値は限定的

4日の香港市場では主要指数のハンセン指数が5営業日ぶり反落となり、前日比68.36ポイント安(-0.31%)の22326.22で取引を終えた。H株指数(本土企業株で構成)は同17.94ポイント安(-0.18%)の10233.03、レッドチップ指数(中資企業株で構成)は同18.74ポイント安(-0.43%)の4301.99だった。

シリア情勢を巡り、米下院議長が軍事介入を支持したと報じられたことで懸念が再燃。また、バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)による保有株売却を受けて中国建設銀行(00939/HK)が売られ、相場の下げを主導した。ただ、中国経済の先行きに明るさが見える中で売り込む動きは限定的。この日の日経平均や上海総合指数が後場に切り返すと、ハンセン指数もプラス圏に浮上する場面があった。

ハンセン指数の構成銘柄では、中国建設銀行が1.35%下落し、指数を21ポイント押し下げた。同じく大株主による出資引き揚げが明らかとなった中国旺旺(00151/HK)は2.10%下落。同業の康師傅控股(00322/HK)も2.16%安と大きく値を落した。

このほか、テンセント(00700/HK)が0.21%反落。モバイルゲーム事業の拡大期待から全般堅調に推移し、連日で上場来高値を更新したものの、大引けにかけて売りに押された。一方、中遠太平洋(01199/HK)が1.88%上昇。中国の景気回復や海運市況の改善で恩恵を受けるとの見方が広がった。

その他の銘柄では、TCL多媒体科技(01070/HK)が9.63%高。検索エンジン最大手、百度(バイドゥ)とのスマートテレビ事業における提携が好感された。このほか、瑞声科技(02018/HK)が3.42%上昇。米アップルが10日のイベント招待状を送付したとの報道が買い手掛かりとなった。《KO》

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