【株式評論家の視点】オルトプラスの収益減速は一過性、本質的な成長は不変

2013年9月4日 10:41

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄の見所>

  オルトプラス <3672> (東マ)は株価修復への期待がかかる状況だ。株価的にはゲームを提供しているグリー <3632> の低調な動きが響いている。グリーは業績低迷から海外拠点の閉鎖、人員削減などを実施、先行きに不透明さが出るとともに、スマホゲーム15社が顧客開拓で連携するなどのアゲインストの風も吹いている。

  オルトプラスの材料としては、今2013年9月期の第3四半期累計決算が、売上げ18億5100万円(前年同期は財務諸表未作成)、営業利益5億1900万円(同)となったことが響いた。四半期ベースでは第2四半期の営業利益2億2200万円から第3四半期に1900万円に落ち込んだ実績で、足元の低迷を嫌気するムードも出ていた。

  これは既存タイトルの売上げ減を第3四半期リリースの新規タイトルで補う計画だったが、「ダービーゲート」、「三国志ギルドカーニバル」のリリースが当初計画より遅延。また、新規リリースタイトルのサービス開始後の立ち上がりの売上げが当初計画よりも緩やかだったことなどが要因。第3四半期に新規タイトルのリリースが集中し、開発費及びプロモーション費が集中的に計上されたことも利益を圧迫した。ただ、会社側では想定の範囲内ということで、通期見通しの売上げ27億4800万円(前期比200.5%増)、営業利益9億700万円(同419.0%増)については変更を加えていない。

  ベトナムに同社初のソフトウェアの海外拠点を設立、当面は日本の開発拠点としてスタートするが、将来的には海外におけるソフトウェア開発の中核拠点としてアジア広域での展開を視野に入れている。韓国でソーシャルゲームを手掛けるイメージン社と資本・業務提携を発表するなど、海外での積極的な展開も評価材料。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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