3日の中国本土市場概況:大幅続伸、機関投資家の成長見通し上方修正などを材料視

2013年9月3日 17:02

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記事提供元:フィスコ


*17:02JST 3日の中国本土市場概況:大幅続伸、機関投資家の成長見通し上方修正などを材料視

3日の中国本土市場は大幅続伸。上海総合指数は前日比24.67ポイント高(+1.18%)の2123.11、深セン成分指数は同124.46ポイント高(+1.51%)の8368.04で取引を終えた。狭いレンジでもみ合った後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏で推移した。

複数の機関投資家が相次いで2013年の中国の成長見通しを上方修正したことが支援材料。また、中国の地方債務問題がコントロールできるとの米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスの見方も買い安心感を与えた。外部環境では、シリアへの早期軍事介入懸念の後退や欧州の経済指標が堅調だったことが好感された。

マクロ政策面では、杭州市政府が消費刺激策を明らかにしたことや、自動車のアフターサービスの新規定が10月1日から適用されるため、自動車などの販売増観測が高まった。また、「農村部における土地改革に関する通達書」が河北省や遼寧省など18省市に送付されたとの報道も関連銘柄の物色手がかりとなった。

セクター別では、ウエートの高い銀行や不動産関連が高い。政府系ファンドの中央匯金投資有限責任公司が今年上期に中国銀行など国有大手4行の株式計1億8750万株を追加で取得したとの報告が好感された。また、デベロッパーの好決算見通しや農地改革の推進観測も不動産関連の買い戻し材料。一方、最近の大幅上昇で買われすぎ感が強まり、上海自由貿易試験区関連の銘柄に利益確定売りが広がった。《KO》

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