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バンナムHD、石川製作所など/本日の注目個別銘柄
<6208> 石川製作所 133 +9買い気配スタート。前日に続いて防衛関連の材料株として物色される状況に。シリア情勢への警戒感を背景とした海外株安の流れを受けて、東京市場は全面安の展開となっている中、短期資金の関心は集中する格好となっている。同社のほか、東京計器や豊和工業などの関連銘柄も買い優勢に。
<6674> GSユアサ 481 +27買い先行。シティが投資判断を「2」から「1」に、目標株価も440円から520円に引き上げており、評価材料視される格好となっている。シティでは、車載電池関連のコア銘柄として評価。今後の1-2年で車載電池市場が再拡大する中、リチウムイオン電池の赤字幅縮小を背景に、来期から再来期にかけて、同社業績は過去最高益を更新する可能性が高いと考えているもよう。
<2181> テンプHD 2145 -349下落率トップ。公募増資やCB発行などで約324億円を調達すると発表している。公募増資と追加の売出に伴う第3者割当増資で、発行済み株式数の最大12%に当たる新株を発行する。また、CB発行による潜在株の比率は約7%となるもよう。調達資金は買収資金の返済などに充てるとしている。株式価値の希薄化、並びに、需給懸念が優勢となる状況に。政策期待で株価は年初から上昇ピッチを強めていたため、利食い売り圧力なども強まりやすいとみられる。
<5423> 東京製鐵 492 -43売り優勢。三菱UFJでは投資判断を「ニュートラル」から「アンダーパフォーム」に格下げ、目標株価は370円を据え置いている。対会社計画比では順調な進捗だが、販売数量に対して株価は過度に評価されていると判断している。PBR水準には割高感が否めないとの見方。また、一部報道では、鉄スクラップ価格の上昇が伝わっているが、マージンの悪化懸念へとつながっているともみられる。
<8057> 内田洋行 269 +13買い優勢。前日に業績予想の上方修正を発表している。前7月期営業利益は従来予想の4億円から9億円にまで増額修正。子会社における大企業向けライセンス販売が好調に推移、退職給付費用の減少や経費抑制などのコスト低減も寄与した。第3四半期時点では、10億円から4億円に下方修正していたことで、上方修正にはインパクトが大きいもよう。
<1605> 国際帝石 432000 +4000堅調。原油市況の上昇でメリットが大きい銘柄として、シリア情勢の緊迫化を背景とした原油市況上昇が買い材料となっている。前日のNY原油市況は3%近い上昇となり、時間外取引でも一段高となっている。米国のシリア攻撃が現実化した場合、更なる市況上昇が想定される状況にも。また、金市況も上昇しており、住友鉱などの底堅い動きも目立っている。
<7832> バンナムHD 1582 +20堅調。SMBC日興では、大きな成長余地が見込めるスマートアプリ市場において、スク・エニHDやセガサミーHD、同社などの老舗ゲームソフトメーカーが存在感を増してきていると指摘。今後は「パズ&ドラ」に続く2番手集団の成長に注目されると。また、明日にはPS3用ソフト「ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル」が発売予定。受注本数は50万本を突破と伝わっており、期待感が先行する形にも。
<7613> シークス 1167 +41しっかり。週初には、みずほ証券が投資判断「買い」継続で、目標株価を1670円から1760円に引き上げていた。4-6月期以降、デジタル家電の在庫調整終了や新規案件の売上寄与から、収益回復が鮮明になっているとの評価。今後も、製造業のグローバル展開、外注の活用拡大、信頼性の高い製造物流技術を背景に、中期的な成長は続くとの見方を継続としている。一昨日には、メキシコで電子部品の製造子会社を設立とも発表。《FA》
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