23日の中国本土市場概況:下落、金利上昇や需給懸念の高まりなどに警戒感

2013年8月23日 17:02

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記事提供元:フィスコ


*17:02JST 23日の中国本土市場概況:下落、金利上昇や需給懸念の高まりなどに警戒感

23日の中国本土市場は下落。上海総合指数は前日比9.67ポイント安(-0.47%)の2057.46、深セン成分指数は同78.76ポイント安(-0.96%)の8166.28で取引を終えた。後場に下値を模索する場面もあったが、その後は下げ幅を徐々に縮小させた。

今日23日の上海銀行間取引金利(SHIBOR)では、翌日物を除いて全種類が上昇したため、流動性不足懸念が再び高まった。また、直近2週の証券市場では、資金の純流出が報告されたことも逆風に。さらに、招商銀行(600036/CH)が株主割当増資の詳細を発表したことも需給懸念を高めた。セクター別では、不動産市場の追加引き締め観測から家電や自動車、家具など関連産業に利益確定売りが広がった。

一方、インフラ関連の上昇が指数を下支えした。上海市に「自由貿易試験区」を設立する計画が承認されたことが好感されたほか、鉄道や港湾などのインフラ整備が年末にかけて加速されるとの期待が高まった。また、非鉄金属や石油・ガス、石炭など資源関連も前半に上昇。商品価格の上昇に加え、国内の需要増観測が支援材料となった。

なお、招商銀行は22日取引終了後、A株の株主に対して10株当たり1.74株を割り当てる計画を発表。割当価格は9.29元と、22日の終値10.91元を14.8%下回る水準となる。同行は本土と香港市場で計350億元を調達する予定で、うち上海市場で最大287億元を調達する見通し。《KO》

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