【銘柄フラッシュ】GMOペイメントゲートウェイが急伸しコシダカは甲子園優勝など好感

2013年8月22日 16:35

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  22日後場は、今夜ユーロ圏の8月製造業・サービス業指数が判明し、明日は米国の7月新築住宅販売を控え、円相場に確信がもてない様子となり、ソニー <6758> は1900円をはさんで小動きのまま1.6%安、ホンダ <7267> も後場は強もみ合いのまま小動きで0.7%高。

  一方、大成建設 <1801> が前場よりも強含んで2.3%高、太平洋セメント <5233> も1.1%高など、五輪招致・開催地決定に向けた期待銘柄が堅調。材料株物色は活発で、GMOペイメントゲートウェイ <3769> はスマートフォンの無料通話アプリ「LINE」がネット通販に進出と発表したことを材料に23.0%ストップ高。

  思惑材料への反応も強いものがあり、映像・放送関連事業のイマジカ・ロボット ホールディングス <6879> (東2)は昼12時頃に歌手の藤圭子さん死去と伝えられ一時20%高の急伸。ピーシーデポコーポレーション <7618> (JQS)は横浜地盤とあって今週末の25日投開票の横浜市長選でネット選挙用パソコン需要増加とされて16.7%高の高値更新。カラオケ店チェーンのコシダカホールディングス <2157> (JQS)は本社が前橋市(群馬県)のため、甲子園の高校野球大会で前橋育英が初出場・初優勝となったことを材料に2.8%高の戻り高値。ヤマダ電機 <9831> も小高い。

  原発の汚染水問題の東京電力 <9501> は昨日に続き売買代金・出来高とも1位の大商い。大引けは4.1%安となり前場の4.5%安から持ち直し、下げ相場はひとまず小康状態。高値と安値の幅が小さく、始値と終値が接近し、罫線でいう「トンボ十」(十字足)を出したため、今回の下落基調が目先は一巡の可能性も。

  東証1部の値上がり率1位はGMOペイメントゲートウェイ <3769> の23.0%ストップ高、2位は株価ひとケタのエス・サイエンス <5721> となり1円高でも16.7%高、3位にはシー・ヴイ・エス・ベイエリア <2687> の14.3%高が入り東京湾岸を中心にコンビニ店を展開し猛暑効果への期待とされて戻り高値に進んだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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