【株式評論家の視点】ユーグレナはマザーズ市場好転を受け、上げ潮の業績を見直す

2013年8月20日 10:13

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄の見所>

  東証一部の市場は行きつかえの様相を強めているが、その分、軽さを求める資金が東証マザーズ市場に流入、マザーズ指数は19日まで5日続伸している。そうした中、5月高値1万6510円から十分な整理を経験、かつ業績が上げ潮ムードにあるユーグレナ <2931> (東マ)は格好の物色対象になりそう。

  今2013年9月期の第3四半期累計の決算は売上げ13億9600万円、営業利益7400万円となった。前期は連結決算財務諸表未作成のため比較はない。通期は売上げ20億5500万円、営業利益1憶3400万円を見込んでいる。営業利益の推移を四半期ベースで捉えてみると、第1四半期2100万円、第2四半期2200万円、第3四半期3100万円、第4四半期600万円となり、時間を追って利益が向上している。

  同社は微細藻ユーグレナ(和名はミドリムシ)を展開しているが、ユーグレナは、植物と動物の両方に分類される特異な生物で、59種類の栄養素を有している。主力事業であるヘルスケア業界は、健康と美容に対するニーズに底堅いものがあり、高齢化に伴う医療費負担の増加を背景に「セルフメディケーション」に対する意識の高まりや、美容・アンチエイジング素材やエイジングケア素材の台頭があり、需要は堅調に推移している。

  このような事業環境のもと、食品、化粧品素材としての「ユーグレナ(和名:ミドリムシ)」の知名度の向上に努め、ヘルスケア製品の販売を積極的に推進するとともに、「ユーグレナ」を利用したバイオフィルムなどの化成品、バイオ燃料の開発、低コスト化へ向けた「ユーグレナ」自体の改良技術に関する研究開発活動を継続している。化粧品のOEM供給は販促手法のミスマッチなどから苦戦していたが、第4四半期に売り上げ計上の予定にあり、来期へ向けての支援材料になりそう。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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