16日の香港市場概況:続落、上海株急騰に追随した後は再び利食い売り優勢に

2013年8月16日 17:51

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記事提供元:フィスコ


*17:51JST 16日の香港市場概況:続落、上海株急騰に追随した後は再び利食い売り優勢に

16日の香港市場では主要指数のハンセン指数が続落。前日比21.44ポイント安(-0.10%)の22517.81で取引を終えた。H株指数(本土企業株で構成)は同13.46ポイント高(+0.13%)の10220.20、レッドチップ指数(中資企業株で構成)は同24.66ポイント安(-0.56%)の4340.74だった。

前場のハンセン指数は値動きの荒い展開に。エジプト情勢や米量的緩和の縮小観測を受けた前日の米国株安を嫌気し、朝方は売りが先行したものの、前引けにかけて急速にプラス圏に浮上。この日の上海株の急騰に追随した。ただ、上海株急騰の理由について、証券会社の誤発注が有力とされたことから、後場には市場心理も落ち着きを取り戻した。外部環境の悪化を受けて利食い売りが広がる中、指数は再びマイナス圏に沈んだ。

上海総合指数はこの日の前場に、瞬間的に5.6%高を付けるなど急速に上昇。現地メディアでは、証券会社の誤発注、利下げリーク、先物絡みなどさまざまな憶測が流れた。後場に入ると、誤発注を起こしたとされる光大証券(601788/CH)が事情説明の広告を発表し、自己売買業務において、システム使用時にトラブルを起こしたことを明らかにした。

ハンセン指数の構成銘柄では、上海市場での動きに追随し、本土系金融株が上昇。なかでも中国人寿保険(02628/HK)や交通銀行(03328/HK)の上昇が目立った。一方、中国石油天然気(00857/HK)は2.59%安。クレディ・スイス(CS)が投資判断を2段階引き下げたことが嫌気された。

その他銘柄では、金先物相場の上昇を受け、紫金鉱業(02899/HK)など産金セクターが高い。一方、光大控股(00165/HK)が後場下げ幅を拡大し、5.48%下落。傘下の光大証券が誤発注事故を起こしたとの報道が嫌気された。《KO》

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