16日の中国本土市場概況:3日続落、一部システムエラーの影響で乱高下

2013年8月16日 17:01

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記事提供元:フィスコ


*17:01JST 16日の中国本土市場概況:3日続落、一部システムエラーの影響で乱高下

16日の中国本土市場は3日続落。上海総合指数は前日比13.43ポイント安(-0.64%)の2068.45、深セン成分指数は同60.78ポイント安(-0.74%)の8168.09で取引を終えた。光大証券のシステムエラーで中盤に上げ幅を急速に拡大させたが、その後は再び弱含みの展開に戻った。

招商銀行(600036/CH)の大型増資計画が承認されたことを受けて、需給懸念が高まった。また、当局が自動車、通信など複数の業界に対し、反独占禁止法違反の調査を示唆したことも関連銘柄の圧迫材料。さらに、証券当局が今日午後4時30分(日本時間)に重要事項を発表するとの報道を受けて、積極的な買いも手控えられたもよう。外部環境では、前日の米国株式市場が大幅下落したことや、米国の量的緩和が早期に縮小されるとの観測が警戒された。

一方、前半には鉄道や建設、鉄鋼関連が上昇した。高速列車車両が2年ぶりに入札再開されたことや、鉄鋼大手が相次いで9月の出荷価格を引き上げたことがサポート要因。また、銀行関連も高い。業界の好決算が引き続き支援材料となった。そのほか、通信関連も前半に急上昇。中国移動や中国聯想(レノボ)など通信大手が相次いで好決算を発表したことや、当局が通信関連の消費を拡大させる方針を示したことも好感された。

なお、上海証券取引所は今日16日、前場終盤の急上昇について、同証取所のシステムが正常だと強調した一方、光大証券のシステムエラーが原因だと説明した。また、光大証券も同日、エラーの原因を調査していると発表した。《KO》

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