【株式評論家の視点】サンコーテクノに出番、「山陽道鉄板落下」で補強に注目

2013年8月16日 09:07

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄の見所>

  特殊ネジ最大手のサンコーテクノ <3435> (JQS)は、15日(木)69円安(-2.73%)の2460円と続落。好決算と株式分割発表、さらに山陽道の鉄板落下で老朽構造物への注目から出番といえる。

  12日の前場引け後に発表された今3月期第1四半期決算は、主力製品のあと施工アンカーの売上が引き続き好調に加え、ドリルビット関連や太陽光発電市場向け製品の需要が堅調に推移。高付加価値製品の販売増が寄与したほか、販管費率の減少し、売上高は35億0600万円(前年同期比19.1%増)、営業利益は1億8100万円(同3.0倍)、経常利益は1億5400万円(同3.6倍)、最終損益は7900万円の黒字(同2500万円の赤字)と黒字転換した。通期純利益は5億2800万円(前期比19.1%)を見込む。

  株価は、5月15日につけた年初来の高値3290円から6月27日安値2385円と調整。再度、8月2日安値2355円まで売り直されてから8月12日高値2690円と上昇。その後、もみ合いとなっている。高度成長期にできた基盤設備が更新期を迎え、安倍晋三政権が国土強靱化を打ち出したことがフォローの風となるほか、東日本旅客鉄道が耐震補強対策として昨年から5年間で総額3000億円の設備投資を計画しており、JR東日本と共同特許を取得している一面耐震補強工法にによる耐震補強工事の増加も見込まれる。今期予想PER10倍台・PBR0.74倍と割安感はあるほか、配当利回り2.0%と利回り妙味もソコソコあり、2400円前後が下値として固まった感はある。

  9月30日現在の株主に対して、10月1日付で、1対2の株式分割を実施すると発表しており、流動性の高まりが期待されることから、日柄調整が進めば、再度、上昇トレンドを描く可能性は高く、中長期狙いで押し目は注目されよう。(株式評論家・信濃川)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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