【株式評論家の視点】コーセーは化粧品の美白問題受け、見直し買い誘う

2013年8月15日 10:10

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  コーセー <4922> は、カネボウ化粧品の自主回収問題が波紋を広げているなか、業績向上への期待から見直し買いを誘い、年初来高値圏で強調展開を続けている。

  同社は百貨店や化粧品専門店を主な販売経路とする「アルビオン」や「コスメデコルテ」、量販店やドラッグストア中心の「雪肌精」「ヴィセ」など複数のブランドを持ち、販売経路別に異なる価格帯持つ。

  今2014年3月期の第1四半期は売上げ422億円と前年同期比7%増、営業利益は22億3200万円と同2.4倍の大幅増益を確保した。「雪肌精」を中心にスキンケアブランドの販売が好調に推移。海外は中国や台湾で販促を強化した効果でアジア市場での販売が拡大した。

  第3四半期(10~12月)の秋冬商戦が年間収益に占める比重が高いため、今後の進捗を見極めたいとして、通期の売上げ1750億円(前期比2%増)、営業利益125億円(同5%増)の見通しを据え置いた。今の追い風が吹いている状況に照らすと、先行き増額への期待が強まる方向だ。

  なお、現在2016年3月期を最終年度とする3カ年の中期経営計画を推進中だ。国内市場におけるプレゼンスの拡大とともに、中華圏を中心とした海外子会社の収益性改善、通販事業の販売拡大などに取り組む方針だ。最終年度には売上高1870億円(前3月期1708億円)、営業利益160億円(同118億円)を目指している。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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