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【アナリスト水田雅展の銘柄分析】エスプールは400円前後のモミ合い煮詰まる、上放れ濃厚
人材サービスのエスプール <2471> (JQS)の株価は400円を挟んでモミ合い展開だが、煮詰まり感を強めている。足元はレンジ上限に接近しており、きっかけ次第で上放れの可能性があるだろう。
ロジスティクス関連やセールスプロモーション関連のアウトソーシングなどを受託するビジネスソリューション事業、コールセンター業務や携帯電話販売支援業務向け人材派遣・人材紹介などの人材ソリューション事業を展開している。成長分野への集中投資、拠点拡充、高付加価値サービス拡大などを積極推進する方針で、4月にはマーチャンダイジングサービスも開始した。既存事業とのシナジー効果が期待される。
■今期営業利益は65.8%増益、ネット通販市場拡大で
今期(13年11月期)連結業績見通しについては売上高が前期比6.5%増の52億62百万円、営業利益が同65.8%増の80百万円、経常利益が同2.2倍の66百万円、純利益が50百万円(前期は30百万円の赤字)としている。ネット通販市場の拡大を追い風として、ビジネスソリューション事業のロジスティクス関連(発送代行サービスやセンター運営代行サービス)の受注が拡大する。増収効果や高付加価値サービス拡大効果などで営業損益も大幅に改善する見込みだ。
通期予想に対する第2四半期累計(12年12月~13年5月)の進捗率は売上高が49.4%、営業利益が73.8%、経常利益が78.8%、純利益が88.0%と高水準だった。ロジスティクス関連の発送代行サービス第2センター(茨城県つくば市)の開設が下期にずれ込み、費用計上もずれ込んだとして通期見通しを据え置いているが、ネット通販市場の拡大が追い風であり、ビジネスソリューション事業では障がい者雇用支援サービスも想定以上に好調である。通期増額の可能性があるだろう。
株価の動きを見ると、8月8日に440円まで上伸する場面があったが、終値ベースで見れば概ね360円~400円近辺のレンジでモミ合う展開だ。ただし煮詰まり感を強めており、レンジから上放れのタイミングが接近しているようだ。
8月14日の終値400円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS19円47銭で算出)は20~21倍近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS55円18銭で算出)は7倍近辺である。日足チャートで見ると25日移動平均線を挟んでモミ合う形だが、週足チャートで見ると右肩上がりの13週移動平均線がサポートラインとなっている。きっかけ次第でモミ合い上放れの可能性があるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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