【銘柄フラッシュ】澁谷工業や東映が急伸し福証に新規上場のアメイズも好発進

2013年8月13日 16:28

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 13日後場は、日経平均が一段高となり347円高の高値引け。円安基調に加え、首相が法人税率の引き下げを検討と伝えられたことが景気敏感の大型株にも期待を広げ、新日鐵住金 <5401> が3.1%高、商船三井 <9104> は5.9%高、住友重機械工業 <6302> は3.0%高。四半期好決算銘柄の反応も良く、13時に発表した東京テアトル <9633> は急伸の後押されたものの4.7%高、14時に発表した東映 <9605> は6.4%高となり一段高。

 自動車株は全体に一段上値を追い、マツダ <7261> は4.5%高。また、インドの7月の同国乗用車販売台数の鈍化にもかかわらずスズキ <7269> も一段強い相場になり4.4%高。

 13時過ぎにオランダ企業との提携を発表したモブキャスト <3664> (東マ)は朝から伝えられていたため前場からストップ高のまま22.4%高。

 本日、福岡証券取引所に新規上場となったアメイズ <6076> (福1)は公開価格730円に対し朝方に797円で初値を付け好調。後場は860円まで上げ、終値は811円だった。これで、今年になって新規上場の25銘柄はすべて初値が公開価格を上回った。

 東証1部の値上がり率1位は澁谷工業 <6340> の25.4%ストップ高となり業績予想の増額を好感して一昨日のストップ高から連日急伸、2位は新日本理化 <4406> (東マ)の14.5%高となりバイオ関連株物色の再燃を好感し仕手色の強さも発揮して高値更新、3位は前場に続いて明和産業 <8103> が入り業績好調でPER8倍台などを見直す様子で14.2%高、4位にはJBCCホールディングス <9889> の11.2%高が入り1000円前後まで調整進み値頃感からIT技術の多角展開に注目とされて急反発となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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