関連記事
【株式評論家の視点】日本カーリットは調整モード一巡し、中期成長を評価する相場へ
<銘柄の見所>
日本カーリット <4271> は調整モードに入っているが、浮上へのタイミングを模索する局面に入ってきたようだ。7月30日に今2014年3月期の第1四半期決算を発表した。売上げは89億5600万円と、前年同期比0.9%減にとどまったが、収益力の高い製品の販売が伸び悩み、営業利益はゼロ(前年同期5800万円)と低迷した。
決算発表を契機に目先筋の売りが先行し、8月1日には522円の目先安値に売り込まれたが、その後のリバウンドを見ると、悪材料出尽くし相場に切り替わったニュアンスが強い。今3月期通期については売上げ475億円(前期比26.4%増)、営業利益20億円(同44.5%増)の大幅増収益の見通しが据え置かれている。中期的な展開力は不変で、株価も着実に見直し人気が広がっていく方向が予想される。
中期3ヵ年経営計画「飛躍500」の最終年度を迎え、事業領域の拡大、市場の拡大、シェアの拡大という3つの拡大戦略により、売上げ500億円の化学会社への成長という基本方針を打ち出している。
化薬事業部門では自動車用緊急保安炎筒およびガラス破砕機能付保安炎筒「ハイフレヤープラスピック」への切り替え推進、化学品事業部門では塩素酸ナトリウムなどの無機化学品、電子材料、機能性材料の拡販目指している。半導事業界の好転で、シリコンウェーハ事業部門の環境も明るくなってきた。
今年の10月1日をもって、純粋持株会社「カーリットホールディングス株式会社」を設立し、持株会社制へ移行する。グループガバナンスが強化され、包括的な立場から各事業会社を支援する態勢が整う。何よりの成長戦略と言えそう。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
【関連記事・情報】
・【狙い場・買い場】穴吹興産は需給好転の現実買いで内需割安株買いが増幅余地(2013/08/06)
・【株式評論家の視点】日立国際電気は半導体メモリーの回復が顕著、業績の大幅再増額が有力(2013/08/06)
※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク
