【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ミロク情報サービス株価は5月以来の400円に接近、指標割安

2013年8月6日 09:30

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

 財務・会計ソフト開発のミロク情報サービス<9928>(東1)の株価が戻り歩調で5月以来の400円に接近している。好業績に加えて指標面の割安感も支援材料だろう。

 会計事務所(税理士・公認会計士事務所)と、その顧問先企業である中堅・中小企業向けの業務用アプリケーションソフトの開発・販売、汎用サーバ・パソコン・サプライ用品の販売、保守サービス、経営情報サービス、コンサルティングサービスなどを展開している。システム導入契約売上とサービス収入が収益柱である。

■第1四半期は前年同期比4.1%増収、経常利益16.2%増益、PER8~9倍

 7月31日に発表した今期(14年3月期)第1四半期(4月~6月)の連結業績は、前年同期比4.1%増収、同9.2%営業増益、同16.2%経常増益、同15.4%最終増益だった。品目別にはシステム導入契約売上が会計事務所・企業向けソフトウェアの好調などで同3.8%増収、サービス収入がソフト使用料収入の好調などで同3.3%増収だった。

 通期見通しは前回予想を据え置き売上高が前期比4.0%増の217億60百万円、営業利益が同4.6%増の23億80百万円、経常利益が同3.7%増の23億70百万円、純利益が同11.1%増の13億20百万円としている。会計事務所向けシステム保守サービスやソフト使用料収入などが堅調に推移し、中小企業向けの新ERP(統合業務)システムも寄与する見込みだ。

 通期見通しに対する第1四半期の進捗率は売上高が23.9%、営業利益が21.6%、経常利益が22.9%、純利益が22.9%である。システム導入の増加に伴ってサービス収入が積み上がるストック型収益であり、概ね順調な水準だろう。

 株価の動きを見ると、7月25日の戻り高値381円から反落して7月30日に333円まで調整する場面があったが、終値ベースでは350円~360円近辺で堅調に推移している。第1四半期の増収増益も安心感につながったようだ。

 8月5日の終値360円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS43円04銭で算出)は8~9倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間12円で算出)は3.3%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS310円05銭で算出)は1.2倍近辺である。

 日足チャートで見ると7月30日の急落場面で長い下ヒゲを付け、75日移動平均線がサポートラインとなっている。また週足チャートで見ても52週移動平均線がサポートラインとなった。強基調を確認した形だろう。5月の高値402円も視野に入りそうだ。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【株式評論家の視点】ジェイテックは企業の研究開発効率化でテクノロジストへの需要が増加(2013/08/02)
【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ワークマンは5月高値に急接近、好業績で更新確実視(2013/08/02)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事