(中国)7月CPIは政府抑制目標に接近、政策の柔軟性を制限へ

2013年8月5日 10:20

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記事提供元:フィスコ


*10:20JST (中国)7月CPIは政府抑制目標に接近、政策の柔軟性を制限へ
今週9日に発表される中国の7月消費者物価指数(CPI)について、現地紙「経済参考報」がまとめた市場コンセンサスによると、前年同月比で約2.8%上昇する見通し。前月の2.7%から加速し、中国政府が抑制目標とする3%の水準に近づく見込みで、今後の金融政策に影響する可能性が指摘されている。中国政府は景気の下振れを防ぐと同時にインフレ抑制にも目を配る必要が生じ、これが政策の柔軟性を制限するとみられている。

交通銀行のアナリストによると、主産地の長江中下流で真夏日が続いたことから、7月中旬以降に農作物価格が上昇した。これを受けて7月の食品価格は伸びが加速する見通し。このほか、足元の豚肉価格は前年同期を上回る水準で推移。例年夏季は豚肉消費が落ち込む傾向にあるが、今年は一部地域で供給が引き締まり、これがさらに養豚業者の売り惜しみを招いているという。《NT》

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