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注目銘柄ダイジェスト(前場):ソニー、シャープ、京セラなど
*11:34JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):ソニー、シャープ、京セラなど
ソニー<6758>:2133円(前日比+29円)
続伸。同社は前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は364億円、市場コンセンサスは320-330億円程度であり、やや上回る着地になった。決算数値に対するインパクトは限定的ながら、スマートフォンの増収やテレビの損益改善などによるエレキ事業の黒字転換をポジティブに評価する動きが優勢に。とりわけ、テレビ事業は12四半期ぶりに黒字に転換したもよう。なお、米国株高や円安などといった外部環境も本日は大きな支援材料につながる。
シャープ<6753>:421円(同+10円)
続伸。同社は前日に第1四半期決算を発表、営業損益は30億円の黒字となった。アナリストコンセンサスは若干の赤字だが、直近では数十億円の黒字になったとの観測報道が相次いでおり、ほぼ想定線と捉えられるところ。ただ、全体株高といった環境下、業績下振れ懸念の後退などをポジティブ視する動きが優勢に。目先の増資懸念なども十分に織り込んだとの見方へ。
京セラ<6971>:9890円(同-460円)
反落。前日に発表した決算内容が嫌気されている。第1四半期営業利益は254億円と黒字転換、前年同期比では274億円の改善となっている。通期予想1400億円は据え置きへ。市場コンセンサスは300億円程度であったため、失望売りが先行する格好。とりわけ、通信機器事業の赤字転落などはネガティブに捉えられているようだ。
スズキ<7269>:2543円(同+115円)
買い優勢。同社は前日に決算を発表、第1四半期営業益は441億円で前年同期比24%増益、市場予想は410億円程度であったため、想定以上の好決算となっている。通期予想は1500億円から1650億円に上方修正、依然として市場予想は1000億円程度下回っているが、同社にとって第1四半期決算時での上方修正は異例であり、ポジティブなインパクトにもつながる格好へ。
ケネディクス<4321>:508円(同+42円)
急伸。本日は、同社やサンフロンティア不動産<8934>、トーセイ<8923>、フージャース<3284>など中小型不動産株の強い動きが目立っている。また、都競馬<9672>など含み資産関連の一角もしっかり。米ファンドが舞浜のシェラトンホテルを500億円で買収と伝わっており、資金流入に伴う今後の不動産市況の好転期待につながっているようだ。
有沢製作所<5208>:473円(同+51円)
大幅続伸。第1四半期営業損益は2.7億円の黒字に転換、前年同期比では5億円強の改善となっている。また、上半期予想を0.5億円の赤字から6.5億円の黒字に上方修正、修正率の大きさがサプライズにつながっている。全般的な電子材料分野の需要回復が上振れの背景に。PBRは0.5倍を割り込む水準でもあるため、水準訂正余地が大きいとの見方にも。
日本光電<6849>:4025円(同-175円)
大幅安。前日に発表した第1四半期決算が嫌気されている。営業利益は15.5億円で前年同期比28%減益、通期予想では11%増益であり、低調なスタートとなっている。会社側では20億円程度のレベルを想定していたもよう。大和では、株価は一旦調整する局面を迎えていると考え、現状で「強気」としている投資判断は見直しも視野に検討と。
シミックHD<2309>:1560円(同-318円)
急落で下落率トップ。同社は前日に第3四半期の決算を発表、累計営業利益は32.1億円で前年同期比8.1%増益、通期予想を43億円から38億円に下方修正している。SMO事業の低迷が響く格好のようだ。上半期は従来計画を上振れて着地していただけに、通期下方修正はネガティブサプライズの格好に。4-6月期では前年同期比35%の減益となっている。
ソケッツ<3634>:ストップ高買い気配
ストップ高買い気配。カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)との資本業務提携を発表したことが材料視されている。CCCは、同社既存株主から12万株、第三者割当により12万株、合計24万株を取得する。両社のデータベースの積極的な連携を図り、CCCとの資本・業務提携を進めることが、「データベース・サービスカンパニー」として中長期的な発展、成長につながると判断したと。
DAC<4281>:528円(同-93円)
大幅続落。4-6月期営業利益は前年同期比53.3%減の2.8億円となり、従来予想であった4.5~5.9億円を大きく下回ったことが嫌気されている。一部グループ企業の業績が想定を下回ったほか、成長分野における競争に対応するため人材などへの投資を強化したことが重しに。なお、上期の業績予想を公表し、営業利益は5.8~7.6億円を計画している。
アンジェス<4563>:126300円(同+5300円)
大幅反発。提携先である米Vical社が、実施中の転移性メラノーマ治療薬「Allovectin」の進捗に関して、第3相臨床試験のトップラインデータの公表を今月中に予定し準備を進めていると発表したことが材料視されている。今後、「Allovectin」が上市された際に同社は、ワールドワイド(アジアを除く)の売上高に応じたロイヤリティを受け取る見込みで期待感が先行へ。
楽天<4755>:1360円(同+43円)
買い優勢で年初来高値を更新。本日は中間決算の発表が予定されており、期待感が先行している。仮想商店街「楽天市場」における国内総流通総額の増加基調が続いていることを背景に、1-3月期営業利益は前年同期比23%増の229億円と好調だった。また、事前に子会社である楽天証券の業績拡大を発表しており、好決算期待が先行へ。なお、コンセンサスの4-6月期営業利益は255億円前後となっているようだ。
タカラBIO<4974>:2450円(同+118円)
買い先行。京都大学が、血小板が生まれつき少ない難病患者の皮膚細胞からiPS細胞を作り、病気の様子を再現する実験に成功したと報じられたことが材料視されているようだ。患者のiPS細胞に特定の遺伝子を入れて、ある種のたんぱく質を作らせると、血小板や赤血球ができるようになったと伝わっており、あらためてiPS細胞関連の一角として関心が高まる格好に。《KO》
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