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注目銘柄ダイジェスト(前場):ファナック、野村HD、ソフトバンクなど
*11:34JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):ファナック、野村HD、ソフトバンクなど
ファナック<6954>:15160円(前週末比+560円)
買い先行。同社は先週末に第1四半期の決算を発表、営業利益は346億円で前年同期比36%減益、上半期予想620億円は据え置きとしている。実績値はほぼ市場予想通りでインパクトは限定的だが、受注実績が想定を上回る水準となっており、評価材料視されているようだ。4-6月期受注高は1141億円と前四半期比で24%増、市場予想の1000億円程度も上回る状況となっている。中国向けロボドリルの受注減少継続が想定されていたなか、ポジティブなサプライズと受け止められる格好へ。
野村HD<8604>:755円(同-31円)
売り先行。同社は先週末に第1四半期の決算を発表、税前利益は1132億円、特殊要因を除くと前四半期比で5%減益にとどまり、ほぼ市場予想の水準での着地となった。ただ、他の証券会社同様に、短期的な出尽くし感につながる状況にも。また、為替の円高など外部環境の悪化を背景とした地合いの悪化なども、本日はマイナス要因となっている。
ソフトバンク<9984>:6360円(同-160円)
日中安値圏で下げ渋る。メリルリンチ(ML)では、投資判断「買い」でカバレッジを再開、目標株価を8000円としている。株式市場は、最終的には同社の力強いキャッシュフローを活用して財務レバレッジを効かせた成長を評価すると考えているもよう。米スプリント買収で財務レバレッジとEBITDA成長率が高まっており、株価に上昇余地はあると判断。なお、明日30日には第1四半期決算を予定しているが、営業利益はIFRSベースで3849億円を予想、一過性要因次第では4000億円を超え可能性もあると。
マツダ<7261>:410円(同-23円)
売り優勢。4-6月期営業利益は350億円程度となり、前年同期比約20倍になったもようとの観測報道が伝わっている。円安効果が200億円近くに達した可能性と。ただ、市場コンセンサスは350億円弱の水準であり、インパクトは限定的のもよう。97円台にまで進行している為替の円高が、本日は弱材料視される状況となっているようだ。
リコー<7752>:1142円(同-14円)
売り先行。同社は先週末に第1四半期の決算を発表、営業利益は191億円で前年同期比33.5%増益となったが、250億円超レベルがコンセンサスであったとみられ、大きく下振れる着地となる。構造改革費用の前倒し計上が60億円弱あったことを考慮するとサプライズは限定的だが、想定以上の円安効果を考慮すると、物足りなさは残るといった見方のようだ。
野村不動産HD<3231>:2353円(同+74円)
買い先行。先週末に発表した第1四半期決算が買い材料視されている。営業利益は209億円で前年同期比23.4%増益、通期計画600億円、前期比2.9%増益に対して高進捗となっている。マンションの売上計上が想定以上に進んでいるもよう。年度内の計上物件に大きな変化はないとみられるが、物件によっては想定よりも採算が改善する物件は出てきているようだ。
日立金属<5486>:1159円(同+94円)
急伸で上昇率上位。先週末に発表した第1四半期の決算を受けて、投資判断格上げや目標株価引き上げの動きが散見されており、評価の高まる展開になっているようだ。営業利益は87.3億円で前年同期比14.8%減益、また、新たに発表した通期見通しは530億円で前期比2.5倍となっている。UBSでは投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に格上げ、目標株価も1130円から1350円に引き上げている。主力製品の復調をポジティブに捉えているもよう。また、メリルリンチ(ML)でも目標株価を1380円まで引き上げている。
ユタカ技研<7229>:2305円(同+180円)
大幅高。上期の営業利益見通しを40億円から52億円へ、通期見通しを90億円から104億円へとそれぞれ上方修正したことが材料視されている。売上構成の変化、費用削減施策の効果などに加えて、第1四半期の為替レートが円安に推移したことなどが背景。なお、同時に発表した第1四半期営業利益は、前年同期比19%増の25億円で着地している。
SoseiG<4565>:5350円(同+270円)
買い先行。同社がノバルティス社へ導出している、1日1回吸入のCOPD治療薬「Ultibro Breezhaler (QVA149)」が、欧州医薬品委員会より承認勧告を受領したと発表したことが材料視されている。なお、QVA149の世界各地域における申請、審査は現在進行中であり、米国での承認申請は2014年末に予定されていると。
PD<4587>:7850円(同-1210円)
売り先行。中期経営計画の下方修正を発表したことが嫌気されている。13年6月期営業利益を1.7億円から1.6億円へ、14年6月期営業利益見通しを9.6億円から7.2億円へとそれぞれ引き下げへ。米ファイザー社に対して見込んでいた売上高、利益を控除したほか、売上高、売上原価、販管費について見直したことが背景となっている。
ナノキャリア<4571>:211200円(同-28800円)
大幅下落。同社のほか、MDNT<2370>、GTS<4584>、UMN<4585>、3Dマトリックス<7777>、テラ<2191>など、バイオ関連株が一斉安の展開となっている。目立った悪材料はないが、急速な円高進行による外部環境の悪化も重なり、新興市場の中小型株には換金売りが膨らむ状況に。バイオ関連株の大幅下落を受けて、マザーズ指数は5%超の急落へ。
ガンホー<3765>:102400円(同+4400円)
買い先行。スマホ向けゲーム「パズル&ドラゴンズ(パズドラ)」の世界展開を加速すると報じられたことが材料視されている。これまでの韓国などに加え、年内にも欧州とオーストラリアで配信するもようで、海外展開の加速による一段の業績拡大に期待感が先行へ。なお、本日は中間決算の発表が予定されているが、直近でいちよしでは4-6月期営業利益を255億円と予想していた。《KO》
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