三菱リージョナルジェットの初飛行さらに延期

2013年7月26日 15:09

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記事提供元:フィスコ


*15:09JST 三菱リージョナルジェットの初飛行さらに延期
7月25日、三菱重工業<7011>の子会社の三菱航空機が、年内に予定していた国産初の小型ジェット旅客機「三菱リージョナルジェット(MRJ)」の初飛行を来年の年明け以降に延期する方向で検討を始めたことが明らかになった。
2015年度に予定されている航空機の引き渡しも遅れる可能性がある。
三菱航空機は、エンジンなど海外製の部品の調達に時間がかかっているためと説明している。
MRJの計画をめぐっては、すでに2度にわたってスケジュールを変更し、初飛行を延期している。
世界の小型ジェット機市場では、ブラジルのエンブラエルとカナダのボンバルディアの2社が強く、また中国などの新興国の航空機メーカーが台頭してきて競争は激化している。
MRJは他のメーカー機より高い燃費効率が特徴で、これまで全日本空輸や米スカイウエストなどから計325機を受注している。
度重なる延期で実機を使った説明もできないため、今後の受注活動への影響が懸念されるところだが、不備があれば取り返しのつかない大事故になりかねず、延期すること以上に信用を失うことになるため、慎重を期してスケジュール調整をしていく必要がある。《YU》

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