【株式評論家の視点】翻訳センターは2800円前後煮詰まり狙い場、グローバル時代にマッチ、今期2ケタ増収増益

2013年7月20日 07:03

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄の見所>

  医薬翻訳・特許翻訳・工業翻訳・金融翻訳などの専門書類の翻訳を請け負う、翻訳センター <2483> (JQS)の株価は2800円前後のモミ合いが煮詰まっている。週末も2800円と堅調。上放れが接近しているとみられる。

  業績好調と見られる自動車産業や、大手通信機器・通信サービス企業向けに「契約書」「仕様書」「取扱説明書」等のビジネス文書をはじめ、ウェブサイト翻訳まで幅広く対応しており、今後も業績好調が続くと予想されることから、短期のみならず、中長期でも注目度は高まろう。

  同社は経営ビジョンを「すべての企業を世界につなぐ言葉のコンシェルジュ」と定め、昨年9月に第二次中期経営計画を策定。株式会社アイ・エス・エスの子会社化による事業領域の拡大、特許・医薬・工業・金融の4分野に特化することによる専門性の強化、翻訳制作体制の増強に取り組み、最終年度となる2015年3月期売上高は100億円(13年3月期実績55億3600万円)、営業利益は7億円(同4億4000万円)を目指している。今14年3月期売上高は88億円(前期比21.0%増)、営業利益は4億7000万円(同11.1%増)、経常利益は4億7000万円(同11.1%増)、純利益は2億4000万円(同9.0%増)と2期ぶりに最高益を更新する見通し。年間配当は45円を予定している。

  株価は、4月23日につけた年初来の高値4060円から6月7日安値2310円、6月27日安値2380円と売り直されて下値確認から7月8日高値2975円と上昇。その後、もみ合いとなっている。日本企業のグローバル展開の加速を背景とした技術貿易額の拡大が続く見通しで、同社の潜在的な翻訳需要も増加すると期待されることから、中長期的な成長が見込まれる。また、足元では自動車産業の業績好調から、8月6日に発表が予定される今3月期第1四半期決算に対する期待感もあり、ここからの押し目は注目されよう。(株式評論家・信濃川)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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