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19日の中国本土市場概況:3日続落、上海総合指数は2000の大台割れ
*17:07JST 19日の中国本土市場概況:3日続落、上海総合指数は2000の大台割れ
19日の中国本土市場は3日続落。上海総合指数は前日比30.75ポイント安(-1.52%)の1992.65、深セン成分指数は同240.28ポイント安(-3.04%)の7663.99で取引を終えた。前半は狭いレンジでもみ合ったが、中盤から下げ幅をじりじりと拡大させた。上海総合指数はこの日、終値ベースで10営業日ぶりに2000の大台を割り込んだ。
ウエートの高い銀行や不動産などが後半に下げ幅を拡大させたことが指数の足かせ。北京など主要都市の不動産価格の上昇が加速していることが追加の引き締め懸念を強めたほか、中小デベロッパーの業績悪化も圧迫材料となった。また、「影の銀行(シャドーバンキング)」など金融システムに存在するリスクが依然として大きいとの金融当局の指摘も警戒された。
一方、前半は底堅い展開を示した。財政部が財政資金を効率的に活用するよう地方政府に求めたことを受けて、遊休資金が活用されるとの期待が高まった。また、電力会社が相次いで好調な4-6月期決算を発表したことも同セクターの支援材料。石炭価格の下落を受け、業界の利益率が大幅に改善された。このほか、商務部が米韓から輸入された太陽光パネル向け多結晶シリコンに反ダンピング(不当廉売)税を暫定的に課すと発表したことも、関連銘柄の支援材料となった。
なお、李克強首相が今年も安定成長を維持できると自信を示したが、消費者物価指数(CPI)と生産者物価指数(PPI)変化率の格差が過去最大を記録している。専門家は、格差の拡大が経済構造のバランスが崩れていることを表していると分析。伝統的な製造業の不況が株式市場に悪影響を与えるため、これがA株式市場の長期低迷の一因だと指摘している。《KO》
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