【アナリスト水田雅展の銘柄分析】新和内航海運は高値圏で堅調、指標割安、きっかけ次第で上伸

2013年7月17日 07:27

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

  新和内航海運 <9180> (JQS)の株価は年初来高値圏で堅調に推移している。今期(14年3月期)好業績見通しで指標面の割安感も強いだけに、きっかけ次第で5月の年初来高値を試す可能性があるだろう。

  NSユナイテッド海運 <9110> の子会社で、鉄鋼メーカー向け原料炭、石灰石、鋼材、電力向け石炭、建設向けセメントなどの内航海運を主力としている。今期の連結業績見通しは、売上高が前期比3.5%増の197億16百万円、営業利益が同7.7%増の12億62百万円、経常利益が同1.1%増の11億88百万円、純利益が同3.1%増の8億04百万円と増収増益の見込みだ。

  復興関連のセメントや電力関連の石炭の輸送量が高水準であり、景気回復に伴って、前期は低調だった鉄鋼向けの原料炭や鋼材などの輸送量増加も期待される。コスト削減効果なども考慮すれば会社予想は保守的な印象が強く、上振れの可能性があるだろう。

  株価の動きを見ると、5月8日の年初来高値481円から反落したが、大きく下押すことなく、概ね高値圏の450円~470円近辺で堅調に推移している。7月8日には476円を付けて年初来高値に接近する場面もあった。

  7月16日の終値472円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS74円62銭で算出)は6~7倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間5円で算出)は1.1%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS568円15銭で算出)は0.8倍近辺である。

  週足チャートで見るとサポートラインの13週移動平均線を維持している。強トレンドに変化はないだろう。指標面は低PER、低PBRで割安感が強いだけに、きっかけ次第で5月8日の年初来高値を試す可能性があるだろう(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【飛び乗り飛び降りコーナー】五洋建設は出遅れ、ファンドが取得の動きも(2013/07/12)
【チャート診断】ラオックスは『1カイ2ヤリ相場』で商い活発、観光関連の側面も(2013/07/10)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事