注目銘柄ダイジェスト(前場):富士重、大日本住友製薬、IHIなど

2013年7月16日 11:34

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記事提供元:フィスコ


*11:34JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):富士重、大日本住友製薬、IHIなど

富士重<7270>:2736円(前週末比+41円)
買い先行。4-6月期営業利益が前年同期比4倍の700億円前後となり、四半期ベースで過去最高になったもようとの観測報道が伝わっている。通期営業利益は1800億円の計画であり、第1四半期で進捗率は4割近くに達する公算と。自動車セクターの中でも、業績上振れ可能性は高いとみられていたが、4-6月期の市場予想は620-630億円程度であったとみられる。通期の市場予想2600億円レベルも一段と切り上がるとの見方に。

大日本住友製薬<4506>:1475円(同+58円)
買い優勢。野村では投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に格上げ、目標株価を1900円としている。直近の株価下落に伴って割安感が台頭してきたとの見方。フェーズ3開発中である大腸がん治療薬BBI608の薬剤ポテンシャルなどを評価点としている。ピーク年商は500億円を超える可能性と。これまでアナリストの買い推奨評価は殆どみられなかった銘柄であり、インパクトは強まる状況にもなっている。

IHI<7013>:443円(同+16円)
強い動き。藻を燃料とする航空機向けバイオ燃料を量産すると報じられている。将来的には自動車向けにも用途を広げる考えと。同社試算では、藻を原料としたバイオ燃料市場は年8000億円になる見通しとしており、将来は年間売上高300億円規模の事業にしていく方針のようだ。

村田製<6981>:7530円(同-250円)
売り先行。クレディ・スイス(CS)では投資判断を「アウトパフォーム」から「ニュートラル」に格下げ、目標株価も9000円から8200円に引き下げている。8-9月にはiPhone新モデル立ち上がりで株価が強含む局面も想定されるが、GalaxyS4、iPhone新モデル、中国スマホ拡大による収益拡大は織り込み済みとの見方。次の投資機会は年後半と想定しているようだ。

レナウン<3606>:138円(同+9円)
買い先行。同社が先週末に発表した第1四半期決算内容がプラス材料視されている。営業利益は7.3億円で前年同期比15%増益、通期計画5億円を上振れる格好となっている。販管費の削減などが寄与した。上振れ期待などが先行と見られるが、前期の第1四半期も高い進捗率であったように、業績の季節性が高い傾向は見て取れる。

KLab<3656>:1335円(同-271円)
大幅安。同社は先週末に第3四半期の決算を発表、累計営業損益は10.8億円の赤字、3-5月期では2.0億円の赤字となっている。通期予想(16ヶ月)11億円の赤字は据え置きに。12-2月期の6.7億円の赤字、3-5月期の会社計画4.6億円の赤字などと比較すると、順調に赤字幅は縮小しているが、5月の単月黒字達成など足元ではポジティブなニュースフローが相次ぎ、期待感が先行していただけに、プラスインパクトは乏しいとの見方が先行へ。なお、、6-8月期の会社計画は2.6億円の黒字予想となっている。

銭高組<1811>:202円(同+29円)
急伸で上昇率トップ。旧大証単独上場銘柄、東証と大証の現物株統合に伴い、本日から東証での取引がスタートしている。大証単独上場銘柄に関しては、今後はインデックスファンドの組入需要など、需給妙味の高まりが期待される点が注目されている。なかでも、同社に関しては株価の値頃感の強さなどがはやされる格好にも。

ウエストHD<1407>:2941円(同-309円)
売り先行。先週末に第3四半期決算を発表し、12年9月-13年5月期営業利益は前年同期比6.3倍の41.9億円で着地した。メガソーラーを含む産業用の太陽光発電システムの需要は好調に推移しているものの、営業利益は上期の30.8億円に対して、3-5月期が11.1億円に留まったことが悪材料視されている。なお、第4四半期は第3四半期比でほぼ2倍のメガソーラーの売上高を計画しているようだ。

インターアク<7725>:ストップ高買い気配
ストップ高買い気配。今期売上高は前期比3.0倍の45.4億円、営業利益は同2.0倍の5.9億円と大幅な増収増益見通しとなったことが好感されている。主力のCCD、C-MOSイメージャ向け検査用光源装置は、半導体メーカーの稼働率改善を受けたメンテナンスサービスの確実な取り込みを図る。また、太陽光発電関連製品については、前期に好調だった「OHISAMA SYSTEM」の拡販などを目指すようだ。

ニューフレア<6256>:1132000円(同+150000円)
急伸でストップ高まで。モルガンが投資判断「オーバーウエイト」、目標株価150万円でカバレッジを開始したことが材料視されている。少なくとも13-15年は同社の描画装置市場独占が続き、総利益率65-70%を維持できると予想。今後の受注拡大により、14年度大幅増益の確度が高まることで、株価上昇が期待できるとコメントしている。

スカイマーク<9204>:331円(同±0円)
上値重い。一部で、4-6月期営業損益が赤字だったようだと報じられたことが嫌気されている。円安による燃油費の上昇や格安航空(LCC)との競争などが響いた。燃料を輸入しているため、為替相場がドルに対して1円安くなると営業利益を年3.4億円押し下げる要素となり、コスト削減で補いきれなかったようだ。なお、夏場の予約は好調で、通期の業績予想は据え置く公算が大きいとも伝わっている。

UNITED<2497>:7820円(同+1000円)
ストップ高。スマホ向けアプリ「CocoPPa(ココッパ)」の有料化に乗り出すと報じられたことが材料視されている。世界で累計1000万ダウンロードを記録したことを受けて、今秋から有料コンテンツの配信を始めると。有料コンテンツは百数十円からで、当初は100種程度の壁紙やアイコンから始めるもようで、「CocoPPa」の業績貢献に期待感が先行へ。《KO》

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