【編集長の視点】インテリックスは高値肉薄、株式分割発表5社は高安マチマチで3勝2敗

2013年7月16日 09:53

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<マーケットトーク>

  インテリックス <8940> (東2)は、4500円高の6万3000円と変わらずを挟んで4営業日続伸し、4月9日につけた年初来高値6万6300円に肉薄している。連休前の12日大引け後に5月期決算の開示と同時に株式分割と2期ぶりの復配を正式発表、今5月期業績が続伸することも支援材料に株式分割の権利取りの買い物が増勢となっている。

  12日大引け後は同社株のほか、4社が株式分割を発表、このうち3社が5月期決算を同時に開示したが、高安はマチマチとなっている。

  具体的には、業績続伸を予想したパソナグループ <2168> が、3700円高の6万8500円と3営業日続伸し、サッポロドラッグストアー <2786> (JQS)が、505円高の4120円と変わらずを挟んで3営業日ぶりに反発したが、2013年5月期業績が赤字継続で着地したケイブ <3760> (JQS)が、8500円安の7万5500円と急反落し、リベレステ <8887> (JQS)も、500円安の6万2500円と反落している。

  インテリックスの株式分割は、全国証券取引所が進めている「売買単位集約行動計画」に沿い同社の売買単位を100株として単元株制度を採用するために実施するもので、今年11月30日を基準日に1株を100株に分割する。

  一方、業績は、前5月期が、今年6月27日の一転した上方修正通りに大幅黒字転換、純利益は1億7800万円(前々期は1億1800万円の赤字)となった。中古マンションの再生流通事業の販売件数の高水準推移や新築分譲マンションの第2弾「リシャール田園調布」が寄与した。

  配当は、期初に800円の2期ぶりの復配を予想したものを昨年12月の前期業績の下方修正時にいったん無配継続と変更したが、今年6月の上方修正時に1000円に復配するとし、12日に正式発表した。

  今期業績も、中古マンション再生流通事業の安定推移と新築分譲マンション第3弾の来春の完成引き渡しなどから続伸、純利益は、5億800万円(前期比2.8倍)と予想している。

  株価は、含み資産株人気に乗ってつけた年初来高値6万6300円から3万8450円まで調整し、前期業績の上方修正と復配発表でストップ高を交えて調整幅の3分の2戻し水準まで持ち直していた。PER9倍台、PBR0.7倍の割安修正と分割権利取りで高値抜けからさらに上値を伸ばそう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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