デンソー、メキシコ生産拠点を拡張 約51億円を投資

2013年7月11日 12:41

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DNMX各工場所在地(画像:デンソー)

DNMX各工場所在地(画像:デンソー)[写真拡大]

 デンソーは11日、メキシコにおける自動車生産の拡大に対応するため、メキシコの生産拠点デンソー・メキシコ社(DNMX)のシラオ工場を拡張すると発表した。

 シラオ工場はDNMXの第3工場として2013年3月に着工し、今年10月からカーエアコン、2014年1月からラジエーター、ウォッシャーシステムを生産する。今回の拡張により、オルタネーターの製造ラインを新設し、2014年10月から生産する予定。

 工場拡張に伴う投資額は5,140万ドル(約51億円)で、シラオ工場の建設に伴う投資額を加えた総投資額は1億840万ドル(約107億円)となる。また、拡張によりシラオ工場の従業員数は400人以上増加し、2015年までに850人となる予定。

 DNMXはシラオ工場以外に、ヌエボ・レオン州アポダカ市に本社工場、同州グアダルーペ市に分工場があり、メーター、空調制御パネル、可変カムタイミング(VCT)システム、油量制御弁などを生産している。

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